(1) 革命によらない文化解体の共産主義

(2) 変遷するマルクス主義

(3) ハード革命からソフト革命へ

(4) 社会を誤らせてきた三つの思想

(5) マルクス・ダーウィン・フロイトの驚くべき共通性

(6) ルソーの思想は家族解体論の原型

(7) ルソー「反人間原理」の系譜

(8) 文化マルクス主義の中核を担ったフランクフルト学派

(9)「神の場所」に悪魔を座らせたマルキ・ド・サド

(10) フェミニズムの先駆、シャルル・フーリエ

(11) 一夫一婦制を破壊するフーリエ思想

(12) 家庭に階級闘争をあおったエンゲルスの思想

(13) 愛の思想が欠落したマルクス・フロイト主義

(14) ドイツ社会民主党の成立と構造

(15) 革命をめざすセクト集団から議会主義政党へ

(16) ベルンシュタインとカウツキー

(17) 宗教性は「心の自由の砦」

(18) 大衆的政治闘争路線をリードしたルクセンブルク

(19) スパルタクス団による武装蜂起

(20) 共産主義・社会主義の国際組織

(21) トロツキーを利用したレーニン

(22) ヘーゲル哲学をマルクス主義に採り入れたルカーチ

(23) 物象化の宿命に押しつぶされた社会主義経済

(24) 文化の変革にこだわったマルクス主義戦略家グラムシ

(25) グラムシの思想が後世に与えた影響

(26)「人間はクズ」と見なしたフロイト

(27) 功罪相半ばするフロイトの思想

(28) フランクフルト学派のリーダー的人物、ホルクハイマー

(29) 文化共産主義のねらいは「家族解体」「文化伝統の破壊」

(30) 道徳は押しつけ、刷り込みの成果と見なしたアドルノ

(31)「反抗」「反体制」が自己目的化

(32)「異端の共産主義者」だったライヒ

(33) 大衆向け「性政治」を実践~ウィルヘルム・ライヒ

(34) フロイトとライヒの思想的差異

(35) 労働者に家族愛を断たせる文化共産主義

(36) ロシアにおけるフェミニズム運動の草分け的存在

(37)「性的自己決定権」こそ生命を軽視

(38)「女性の味方」の実態は稀代のエゴイストだった

(39)「独我論」と「共同主観論」:二つの世界観