光言社 編集者ブログ

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2024年09月19日

親にしてもらってうれしかった「親子時間」

以前、唐辛子を育てる母神様を見せてくれた父を2回にわたって紹介しました。
そんな自慢の両親に、子供の頃にしてもらってうれしかった「親子時間」を2つご紹介します。いいなと思ったら、ぜひ実践してみてください!
 
1.「親子日記」
 共働きで教会の活動にも一生懸命だった両親が、限られた時間で親子間のコミュニケーションをとるために用いていたのが「親子日記」です。
 
 書く内容はメッセージに対する返事や、最近の出来事など、なんでもOK。私は、親にお絵描きや間違い探しの宿題を出したり、親子日記に登場するキャラクターを作って紹介したりもしていました(笑)。
 書く分量や提出期限は決まっていません。書き終わった日記をテーブルに置いておくと、返事が返ってきます。
 基本的には、子供からのメッセージに対して、父と母がそれぞれメッセージを書いてくれていましたが、忙しい時などはどちらか一方のときもありました。
 
 今思えば、娘2人分の日記に父と母がそれぞれメッセージを書くのは大変だったと思いますが、おかげで非常に楽しく親子日記ができました。
 
 このブログの執筆をきっかけに家族で親子日記を見返すと、「こんなこと書いたっけ!?」と大笑い。家族で笑い合える宝物のノートになりました。
 
中2まで続いた親子日記
 
2.「月1回、親子でお出かけ」
 小学生の頃、月に一度、両親と自分の3人でお出かけしてゆっくり話す時間がありました。
 お出かけと行っても、当時は100円で買えたハンバーガー店やドーナッツ店、たまにファミレスなど、気軽に行ける場所がほとんどです。そこでは、近況や普段は話せない話、時に目標を一緒に立てたりもしました。
 
 これを始めた両親の動機が親子日記に書かれていたので、ご紹介します。
「どうして1人1人を連れて行くようになったかというと、○○ちゃん(私の名前)、○○ちゃん(妹の名前)1人1人が、お父さん、お母さんにとって最も大切で、大事な1人であることを感じてほしいからです。
 神様、真の父母様が『お父さんとお母さんが結婚することですばらしい神の子が生まれてくる』ということで祝福を受け、そして生まれてきたのが○○ちゃんです。
 だから○○ちゃんには、自分でも分からないほどの可能性や才能が宿っているはずなのです」
 
 私にとっても、両親とおいしいものを食べながら、自分だけに集中してくれる時間(妹はその場にいないので)はとても幸せなものでした。
 
 
 改めてこの取り組みについて両親に聞いてみましたが、あまり長くは続かなかったそうです。私はそれすらも忘れているくらい、濃い親子の思い出として今でも印象に残っています。
 
 このような、相手に集中して過ごす時間は、親子以外にも様々な関係性の中でできます。ぜひやってみてください!
 
 時間がなくても、裕福とは言い難くても、置かれた環境の中で工夫を凝らして多くの愛情を注いでくれた両親に感謝していますし、私もそんな親になりたいです。
 
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