明けましておめでとうございます。
天暦の正月を迎え、皆様にも多くの福が訪れますようにお祈り申し上げます。
さて、年始を迎えるということは、1年間の総集編制作の時期がきたということです。日本家庭連合を取り巻く環境は予断を許さない状況が続いている中で、何を、どうまとめるべきか、台本制作を担当しながら考えました。
私はそこそこの年齢の祝福二世で、大学は韓国に留学して、真の父母様と近くで接する機会もあったので真の父母様のことを、アボジ(お父さん)、オモニ(お母さん)と呼ぶくらいに近く感じています。
しかし、最近の教会の子供たちや、我が家の子供たちを見ると、真の父母様を尊敬はしているものの、どこか遠い、雲の上の存在として感じているようでした。真の父母様は、“私のお父さん、私のお母さん”だと理解してもらうにはどうしたらいいのか悩んでいました。特に日本では、真の父母様と近く接する機会がほとんどないため、なかなか実体験を通して教えてあげられる機会がありませんでした。
そんな中、昨年9月に韓国で行われた「神日本二世圏総会」の終わり際、お母様が退場される瞬間、参加者が笑顔で「ワンオンマ~(大お母さん)」と呼ぶ姿に本当に驚きました。たった一度の集会で、お母様と二世圏との距離がいっきに縮まったことを、現場で参加者の表情を見ながら実感しました。
二世圏総会の後、お母様は田中富広会長に対してもワンオンマだと語られました。このことを聞いて、真のお母様は、すべての人にとってのワンオンマなのだと思い、それをメインテーマにしようと決めました。
そこで今年のサブタイトルは「私たちのワンオンマ」です。
昨年、1年間を振り返りながら、私たちとお母様の関係がどれだけ近づいたのか…、振り返る時間にしていただけたらと思います。