◎今号の紹介
家庭教育局通信 2023祝福祝祭の大いなる恩恵
「2023天地人真の父母孝情天宙祝福祝祭」が5月7日、韓国・HJグローバルアートセンターで開かれ、世界で8000組が祝福を受けました(日本からは1270人)。
今号の「家庭教育局通信」では、今回の祝福祝祭に参加した新郎新婦やその父母、二世圏祝福担当者による証しを紹介しながら、「3年ぶりに渡韓が許された祝福式であったこと」「天寶聖酒式を通した恩赦が同時に行われたこと」など、その大いなる恩恵について解説します。
◎編集こぼれ話 長寿って素晴らしい!
今号では、日本家庭連合の祖とも言える43双のお一人、松山貢三先生の卒寿(90歳)記念祝賀会を紹介しました。この祝賀会は、「草創期に苦労した先輩を慰労し、長寿をよくお祝いしてあげなさい」という真のお母様の願いの中で開かれたものです。
「卒寿」のような長寿祝いの総称を「賀寿(がじゅ)」と言うそうです。中国の詩人の詩が元になったり、漢字を崩して組み合わせたり、語呂合わせだったりと、由来はさまざまですが、どれも美しい言葉として定着しています。
日本では奈良時代から長寿を祝う習慣があり、江戸時代に入って一般的な風習として広まったと言われています。「数え年」で祝うのが本来ですが、現在では「満年齢」で祝うことも多くなってきています。
以下に賀寿を紹介します。年齢の次のカッコ内は、その賀寿のテーマカラーです(決まっていないものもあります)。お祝いをするときの参考になりますね。
※賀寿の呼称やテーマカラーは諸説あります。
◆還暦(かんれき)60歳(赤)
60年で十干十二支(じっかんじゅうにし)が一巡してもとの暦に還ることに由来。
赤いちゃんちゃんこは、赤子に戻り、もう一度生まれ変わって出直すという意味。
◆緑寿(ろくじゅ)66歳(緑)
77歳、88歳、99歳の賀寿があるのに66歳のお祝いがなかったため、平成14年に日本百貨店協会により誕生。
◆古希(こき)70歳(紫、紺)
中国の詩人、杜甫の詩の一節「人生七十古来稀なり」に由来。
◆喜寿(きじゅ)77歳(紫、紺、金茶)
「喜」の草書体が七を3つ重ねた形になり、七十七と読めることから。
◆傘寿(さんじゅ)80歳(黄・金茶)
「傘」の字の略字「仐」を分解すると八十となることから。
◆盤寿(ばんじゅ)81歳(黄、金茶)
将棋盤の桝目の数が9×9=81個あることから。「半寿(はんじゅ)」(「八」「十」「一」の組み合わせから)とも。
◆橋寿(はしじゅ)84歳
「84=ハシ」に、「橋=つなぐ」という縁起を組み合わせたもの。
◆米寿(べいじゅ)88歳(黄・金茶)
「米」の字を分解すると八十八となることから。
◆卒寿(そつじゅ)90歳(紫・白)
「卒」の字の略字「卆」が九十と読めることから。
◆国寿(こくじゅ)92歳
「92=クニ」の語呂合わせ。
◆櫛寿(くしじゅ)94歳
「94=クシ」の語呂合わせ。
◆珍寿(ちんじゅ)95歳
偏(へん)の「王」を「一」「十」「一」に分解し、旁(つくり)を「八三」とすると、「1+10+1+83=95」となることから。110歳や112歳以降でも使われる。
◆白寿(はくじゅ)99歳(白)
「百」の字から「一」を引くと「白」になることから。
◆紀寿(きじゅ)100歳(白・桃色)
一世紀が100年であることに由来。百寿(ももじゅ、ひゃくじゅ)とも。
◆茶寿(ちゃじゅ)108歳
「茶」の字を分解すると「十、十、八十八」となり、全てを合わせて108となることから。
◆皇寿(こうじゅ)111歳
「皇」の字を分解すると「白(99歳)、一、十、一」となり、合わせて111となることから。
◆天寿(てんじゅ)118歳
「天」の字が「一」「一」「八」に分解できることから。
◆頑寿(がんじゅ)119歳
偏を分解すると「二」と「八」、旁を分解すると「百」と「一」と「八」で、合計119になることから。
◆大還暦(だいかんれき)120歳
2回目の還暦を迎えたという意味。
傘寿宴で祝賀ケーキをカットされる真のお母様(5月7日、韓国)
真のお母様は今年、傘寿をお迎えになりました。美しくお元気なお姿でお迎えになったことを、心からお慶び申し上げます。
これから、卒寿、紀寿を超えて大還暦まで、どうぞどうぞ、お元気でいらしてください!