光言社 編集者ブログ

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2019年07月18日

大坂なおみ選手の精神性

 テニス界でアジア人初の世界ランク1位となった大坂なおみ選手。現在、日本では知らない人はいないのではないでしょうか? テニスの実力だけではなく、ユーモアあるキャラクターで世間の注目を集めています。

 今回は、そんな大坂選手の「精神性」について考えてみました。

 

 全豪オープンの大会中、大坂選手は次のようなコメントを残しています。

「成熟するためには思い通りにいかなくても受け入れることが大事」

 一言ですが、大坂選手の精神性が見える、素晴らしいコメントではないかと思います。

 

 話は変わりますが、皆さんはこの本を読んだことがあるでしょうか?

 

 

 この本は1996年に光言社から出版された、阿部正寿(あべ・まさとし)氏の著作です。大学生の時は私も繰り返し読みました。

 この本の項目で「完全主義者の嘆き」という部分があります。(「完全主義」は「完璧主義」と同義)

 その項目にはこんな一文があります。 

「完全主義は『統一原理』から見ると、人間には成長期があり、その間自分の努力と責任において自己を創造していく、という原則に反しています。・・・・・・完全主義者は蘇生、長成がなくて一挙に完成級を求めていますが、これは原理にないことなので、神が働くことができません。逆をいえば、その考え方は非原理的ですから、サタンが作用して絶対に成功しないようにさせるのです」(一部抜粋)

 要約すると、完成するには時間と努力が必要であり、これがないと神が働くことができないということだと思います。

 この本を手にとった当時大学生の私は、信仰初期だったのもあり、時間性を無視して「実績」ばかりを追求していたように思います。そんな自分の目を覚ましてくれたのが、この本の上記の抜粋部分でした。(上記の画像をタップすれば詳細をご覧になれます。ぜひご一読ください!)

 

 話を戻しますが、大坂選手のコメントである「成熟するためには思い通りにいかなくても受け入れることが大事」というのは、まさにこのことを言っているのではないかと思います。
 まだ21歳の彼女が世界を相手に戦っていく、その力強くも美しい精神性を、このコメントから感じました。
 率直に、彼女の与えられた結果や試練を謙虚に受け入れ、成熟(完成)に向かっていく姿勢に、尊敬の念を抱きます。 

 私も大坂選手を見習って、思い通りにいかないことを真摯に受け止め、目の前のことに邁進し続けていきたいと思う、この頃です。

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