編集員のかんな&こくよが、絵本「聖書ものがたり」をもとに、ほのぼのと韓国語を勉強します。学習内容は、初級修了程度を想定しています。
かんな:語学院と大学合わせて5年間韓国に留学。
こくよ:日本の大学で韓国語を第二言語として学ぶ。中級レベル。
きょう勉強するのは、こちらの二つの文章です。
①훌륭한 어른이 되라. 행복한 가정을 이루라. 이 세상의 모든 것을 사랑하라.
②에덴동산에서 행복하게 지내는 아담과 해와를 보시고 하나님께서도 정말 행복하셨어요.
*聖書ものがたり1『せかいのはじめ』23~24ページ(終わり)
こくよ:フ・・・フㇽ・・・、フㇽリュン・・・
かんな:こくよちゃん、何してるの?
こくよ:あ、オンニ! きょうの韓国語講座の範囲を予習してました(見つかっちゃった(>_< ))。
かんな:そうなんだ~。感心、感心♪
こくよ:最初の単語の発音が難しいんですよね・・・・・・。
かんな:「훌륭하다」だね。発音が難しいけど、よく使うよね。「素晴らしい、立派だ」という意味かな。
こくよ:オンニは発音練習、どうやってやりましたか?
かんな:語学院に通ってた頃に、毎朝「가나다라」をひたすら言う練習をしてたよ。
こくよ:そうなんですね。なんか聞かれるのが恥ずかしくて(^^;)
かんな:そうだよね。私も恥ずかしいから朝の5時半にやってたかな~。
こくよ:5時半!?
かんな:その時は、訓読会が5時だったから、その後にやってたんだよ。みんな寝てるから、自習室で思いっきり練習できたよ。
こくよ:へー。なんだか、お父様の自叙伝の内容を思い出します。
かんな:あ、実はその影響もあったり。まあ、スピーキングは苦手なんだけどね。
こくよ:いやいや。私も発音練習してみます!
かんな:うんうん。
こくよ:①の文章の「어른」は、「大人、成人」という意味ですね。
かんな:「어린이(子ども)」と対比する言葉だね。入場料の表記なんかで、「어른 ○원, 어린이 ○원」って書いてあるよ。
こくよ:ちょっと似てますね。
かんな:似ているといえば、「어르신」という言葉もあるよ。これは「어르신네」の略で、話し相手の父親や、自分の父親の友人、老人を指す尊敬語だよ。
こくよ:これは、セットで覚えておきたいですね。
かんな:そうだね。
こくよ:「이루다」は、み言でもよく出てくる言葉ですね。
かんな:うん。「果たす、成す、成し遂げる、完成する、つくり上げる、築く」など、いろんな日本語に訳せるよ。
こくよ:ここでは、「행복한 가정을 이루라」なので「家庭を」に合う訳を選べばいいですね。
かんな:どれが良いと思う?
こくよ:うーん。「果たす」とか「成し遂げる」はちょっと不自然ですよね・・・・・・。「築く」「つくる」辺りがいい気がします!
かんな:うんうん。いいと思うよ。
かんな:②の文章の「정말」もよく使うよね。
こくよ:そうですね。初級で習いますね。
かんな:「정」の部分が漢字の「正」で、もともとは「正しい言葉」という意味だったんだって。それが転じて、「本当」という意味になったみたい。
こくよ:へー、そうなんですね。あと、似た意味で「진짜」もありますよね?
かんな:そうだね。「진짜」は俗語で、「진짜?(マジ?)」のように使えるよ。
こくよ:友達や親しい人に使う感じですね。
かんな:うん。あとは、助詞の「-로」を付けて「정말로?(本当に?)」「진짜로?(マジで?)」っていうふうにも使えるよ。
こくよ:いろいろなところで使えるので、覚えておきたい言葉ですね。
かんな:うんうん。そういえば、この「ほぼ5韓国語講座」、実は今回が最終回なんだ~。
こくよ:진짜로!? オンニ、それは、ほのぼのと言うセリフじゃないですよ!
かんな:うーん、絵本の全ページ、勉強しちゃったからねぇ。まあ、ほぼ5というより、ほのぼの韓国語講座だったけど。
こくよ:もう勉強できないなんて悲しいです・・・・・・。絵本の第2巻は、まだできないんですか?
かんな:ふふふ。そう遠くない未来に、とだけ言っておこうかな(笑) そのときまでに、さらに勉強しておくんだよ。
こくよ:わかりました(>_<) 次回の開講を願って、勉強します!
かんな:ファイト!
〈きょうのポイント単語〉
훌륭하다:【形容詞】素晴らしい、立派だ
어른:【名詞】大人
이루다:【動詞】成す、築く
정말:【副詞】本当