入社2年目になった新米編集員です。
2年目だと新米ではなくなる気もしますが・・・・・・。
諸先輩方に比べれば、まだまだ覚えることがたくさんあります。
特に修業が必要だと感じるのは「表記統一」の作業。
例えば、
・母に「愛は与えて忘れるものだよ」と言われました。
・愛とは、与えて忘れるものをいうのです。
このように、口にして言うものは漢字、口にして言ったものでないときは、ひらがなにします。
最近は、「言う/いう」の違いは、ばっちり(?)使い分けられるようになりました。
苦手なのは、「時/とき」です。
「時の人」は漢字で、「意見が合わないとき」は、ひらがならしいです。
「わかった!」と思って作業を進めていても、だんだんわからなくなって、また悩み始める・・・・・・というのを繰り返しています。
基本的に、著者の意向を尊重しますが、雑誌や新聞などは、こんな感じで表記を統一していきます。
実はきょうも、この作業をずっとしていて、原稿と辞書を見比べていました。
編集者が主人公のドラマや本では、華やかなイメージがありますが、ずっと机に座って頭を抱える時間も多いのです。
それでも仕事が楽しいのは、適性に合っているからだろうなぁと思った、きょう一日でした。