1987年に『伝統』の本が発行されました。教会でのさまざまな礼典の意義や行い方の解説をまとめたものです。世界宣教が進み、国、人種、宗教を超えて多くの人々が信仰生活をするようになり、その指針となる本が求められていたのです。
当時、教会員は「私の誓い」を唱和していました。サタンとの闘いに勝利することを誓うなど、厳しい内容でした。祝福家庭は、それに加えて「家庭宣誓」も唱和していました。
その後、教会創立40周年(1994年)からは「家庭盟誓」が唱和されるようになりました。家庭が一つになって、神様の創造理想の実現に向けて歩む時代へと大きな飛躍がなされたのです。
2001年には神様王権即位式が執り行われ、天一国実現に向けて、さらに進展しました。2006年の「天正宮博物館奉献式および天宙平和の王・真の父母様戴冠式」では、天正宮聖物(聖燭、聖塩など)が伝授されました。
このように、真の父母様の勝利、み旨の進展にともなって、礼典に変更がありました。2014年、それまで増補を重ねていた『伝統』の本を『祝福家庭のための侍義生活ハンドブック』と改題して、大幅にリニューアルしましたが、今回、天一国四大聖物が伝授されたこともあり、その解説などを加え、最新のものに改訂することになりました。間もなく発刊される予定です。