少し前になりますが、5月24日、群馬県片品村にある尾瀬霊園で開催された第33回「全日本聖和祝祭」に参加しました。当日は、まぶしいほどの青空に白い雲と木々の緑が映えて、祝祭にふさわしい日でした。
3年前に初めて参加したときは、わが家の墓石が最後列だったのですが、この数年で、後ろにもたくさんの墓石の列ができていました。年に一度、聖和祝祭でしか会えない家庭も多いので、会話もはずみ、笑顔も絶えません。
父が聖和したとき、息子を亡くした祖母は、もう永遠に会えないと涙を流しました。祖母は、霊界や霊魂の存在について、よく理解できていないのだと思います。小柄な祖母がさらに小さく見えて、とても胸が痛かったです。
霊界を知っている私たちは、父の体がなくなったという悲しみもありましたが、「そのうち会える。体がないぶん、いつも側にいてくれる」という安心感がありました。実際は、私には霊的な感性が弱いのか、父を感じることはあまりないのですが…。
実体的な天一国が早く完成し、霊界と地上が自由に疎通できるようになると良いのにと思います。現在編集中の『祝福家庭』夏季号には、実体的天一国に関する内容があります。一日でも早く天一国が実現し、全てが一つになったらどれだけ嬉しく楽しいだろうかと、思いをめぐらせます。