先月(5月)のことですが、日韓トンネル取材のために佐賀県と、長崎県の対馬・壱岐の調査斜坑現場に取材に行ってきました。
対馬から韓国は約66kmなのですが、完成すれば世界一の長さになる予定です。
現在、日本が誇る世界最長の青函トンネルは53.85kmですが、青函トンネルは、トンネル掘削用の大型機械を用いることができず、当時は火薬での発破や手作業で掘り進めました。
▲壱岐から見た玄界灘
日韓トンネルは、現在の技術を用いれば、十分に実現可能な距離であり、残された問題は当事国同士の「やる気」の問題だそうです。
玄界灘を突き進むフェリーの甲板で、舞い上がる波しぶきに当たりながら、「まずは自分がもっと日韓トンネルに意識をもたなければ」と思いました。