やさしい聖書学
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商品内容
聖書を学ぶことで私たちは多くの霊的恩恵を受けます。なぜならそれは神に召された義人や預言者たち、なによりも神ご自身が人類救済のために流された血と汗と涙の跡を訪ねることだからです。
本書はまず聖書という書籍の特質について、更に旧約・新約聖書それぞれの「成り立ち」と「時代的背景」について、そして「各書の解説」という構成でまとめられています。
聖書の学習は私たちを信仰の原点に立たせてくれます。本書は聖書に対する幅広く総合的にな知識をもたらし、聖書を身近な書籍として感じさせてくれる一冊です。
目次
はじめに
序 聖書概論
1 正典としての聖書
2 契約書としての聖書
3 啓示の書としての聖書と聖書批評学
第一部 旧約聖書
第1章 旧約聖書の成り立ち
1 旧約聖書の構成
2 旧約聖書の成立
第2章 旧約聖書成立の歴史的背景
1 メソポタミヤ時代
2 族長時代
3 エジプト時代
4 出エジプト・荒野時代
5 カナン侵入・士師時代
6 統一王国時代
7 南北王朝分立時代
8 預言者の活躍と北朝の滅亡
9 単立王国時代と南朝ユダの滅亡
10バビロン捕囚時代
11ユダヤ民族の帰還とペルシャ時代
12ギリシャ時代
13ハスモン王朝とその崩壊
第3章 旧約聖書における考古学上の発見
1 くさび形文字の解読
2 ニネベの発掘
3 ジグラトと洪水の跡の発見
4 ロゼッタの石の解読
5 死海文書
第4章 モーセ五書と批評学的研究
1 創世記二資料説
2 D資料とP資料の発見
3 四資料とモーセ五書
第5章 旧約聖書の各書解説
1 創世記 / 2 出エジプト記 / 3 レビ記 / 4 民数記 / 5 申命記 /
6 ヨシュア記 / 7 士師記 / 8 ルツ記 / 9 サムエル記上・下 / 10列王紀上
11列王紀下 / 12歴代志上・下 / 13エズラ記 / 14ネヘミヤ記 /
15エステル記 / 16ヨブ記 / 17詩篇 / 18箴言 / 19伝道の書 / 20雅歌 /
21イザヤ書 / 22エレミヤ書 / 23哀歌 / 24エゼキエル書 / 25ダニエル書
26ホセア書 / 27ヨエル書 / 28アモス書 / 29オバデヤ書 / 30ヨナ書 /
31ミカ書 / 32ナホム書 / 33ハバクク書 / 34 ゼパニヤ書 / 35ハガイ書 /
36ゼカリヤ書 / 37マラキ書
第二部 新約聖書
第1章 新約聖書の成り立ち
1 新約聖書の構成
2 新約聖書の成立
第2章 新約聖書成立の時代的背景
1 ハスモン王朝の成立と崩壊
2 ローマ時代
3 バプテスマのヨハネ
4 イエスの「神の国運動」
(1)イエスの宣教開始
(2)迫害の中で
(3)エルサレム入城
(4)イエスの十字架と復活
5 パウロの伝道
(1)パウロの回心
(2)第一回伝道旅行
(3)第二回伝道旅行
(4)第三回伝道旅行
(5)ローマへの旅
6 ローマ帝国の迫害とユダヤの滅亡
7 「ヨハネ文書」の時代
第3章 四福音書に関する批評学的研究
1 マルコ福音書先行説
2 二資料説
3 四資料説と福音書の成立
第4章 新約聖書の各書解説
1 マタイによる福音書 / 2 マルコによる福音書 / 3 ルカによる福音書 /
4 ヨハネによる福音書 / 5 使徒行伝 / 6 ローマ人への手紙 /
7 コリント人への第一の手紙 / 8 コリント人への第二の手紙 /
9 ガラテヤ人への手紙 / 10エペソ人への手紙 / 11ピリピ人への手紙 /
12コロサイ人への手紙 / 13テサロニケ人への第一の手紙 /
14テサロニケ人への第二の手紙 / 15パウロの牧会書簡
(テモテへの第一の手紙、テモテへの第二の手紙、テトスへの手紙) /
16ピレモンへの手紙 / 17ヘブル人への手紙 / 18 ヤコブの手紙 /
19ペテロの第一の手紙 / 20ペテロの第二の手紙 /
21ヨハネの手紙(ヨハネの第一・二・三の手紙) / 22ユダの手紙 /
23ヨハネの黙示録
●凡例:書名略語表
●参考文献
●年表
●地図
シナイ・カナン(パレスチナ) / 聖書の古代世界 / 使徒行伝・パウロ時代
商品レビュー
★★★★★5
毎日聖書を3ページ
毎日3ページ聖書訓読中でございます。 旧約聖書、最初はスムーズに訓読しておりましたが、段々と苦しくなってきたために、、、 どうしたものか、、、何かないかと悩んでおりました際に、こちらの本に巡りあいました。 まだ、最初の方を読みかけですが、、、
しずかんしゃ[女性/大阪府/40代]
★★★★☆4
聖書(聖句)と照らし合わせながら読み進むのが楽しい
統一原理を理解されている方の聖書解説はないものかとずっと思っていましたので、発刊された時はとても嬉しかったです。 小説のようにスラスラとは読めませんが、聖書(聖句)と照らし合わせながら読み進むのが楽しいです。知らなかったことや歴史的な流れも面白く、かけがえのない一冊となりました。
60代 女性
★★★★☆4
歴史上の人物を通して神様の愛と心情に触れることができ、とても感動しました。
改めて聖書の素晴らしさと意義、価値を理解できました。 神様の復帰の計画と登場してくる歴史上の人物を通して神様の愛と心情に触れることができ、とても感動しました。 文学的な表現、正確な記述、何か引きつけられるものがあり、一気に読みました。 10年前にイスラエルに行き、エルサレムを中心とした2週間の聖地巡礼をしました。以前、キリスト教を信じていましたので、感動しました。
60代 女性
★★★★☆4
歴史的事実と関連した書物
聖書が書かれた時代背景が分かり、イメージしやすくなり、身近に感じた。より聖書を読みたくなりました。歴史的事実と関連した書物であることを知りました。
20代 男性