やさしいキリスト教神学
「メール便対象商品」
メール便をご希望の場合はこちらをご確認ください。
商品内容
本書は『日本と世界のやさしいキリスト教史』、『やさしい聖書学』に続くシリーズの完結編としてキリスト教の教理についてまとめられています。「統一原理」を学んだ立場からキリスト教の教理を学ぶことで、キリスト教の課題(限界)がどこにあり、同時にいかに「統一原理」がそれらを克服して人類に救いと希望の道を開いているかがよく分かります。梅本憲二先生の著書はこれまでも日本人食口がキリスト教を学ぶ上で、貴重な教材として活用されてきました。神の救いの摂理を受け継ぎ、完結させる立場にある者としては、ルーツであるユダヤ・キリスト教に関する理解を深めることが大切です。
*本書は、光言社から1989年に『やさしいキリスト教教義学』というタイトルで出版された書籍の改題改訂増補版です。
目次
再刊にあたって
はじめに
第一章 緒論
第一節 神学とは何か
第二節 教義学とは何か
第三節 教義学の根拠と資料
第二章 神論
第一節 神の存在と属性
第二節 三位一体論
第三節 創造論
第四節 神の摂理
第五節 予定論
第三章 天使論
第一節 天使の起源
第二節 天使の特質
第三節 天使の使命
第四節 天使の堕落とサタン(悪魔)
第四章 人間論
第一節 人間
第二節 人間の堕落
㈣ 堕落の結果 ㈤ 罪の種類 ㈥ 原罪
第五章 救済論
第一節 救いの業
第二節 キリスト論
第三節 救いの業の適用
第四節 救い(恵み)の手段
第六章 教会論
第一節 教会
第二節 教職
第三節 家庭
第四節 国家
第七章 終末論
第一節 死後の生命
第二節 終末とキリストの再臨
〈付録Ⅰ〉キリスト教用語アラカルト
〈付録Ⅱ〉証し――キリスト教から統一教会へ――
あとがき
『やさしい聖書学』付記
参考文献
商品レビュー
★★★★★5
自身の信仰の原点に立ち返る
キリスト教神学について無知だった私にとっては、とても勉強になった本であると同時に、何度も読みたいと思った本でした。 また、最後に書かれていた著者の証しも印象的でした。著者の経験に基づいた証しは、統一教会の一信徒である私にとっても、自身の信仰の原点に立ち返ることのできる貴重な内容でした。
[男性/20代]
★★★★★5
神学の深遠な世界に入るきっかけとなる良書です!
これまで聖書注解や聖書辞典などの解説本を頼りに聖書を丹念に読んでいましたが、しだいにキリスト教神学にも興味をもちはじめた頃、この『やさしいキリスト教神学』と出会いました。難しいキリスト教神学の入門書としては、最適な神学書と思いました。キリスト教義の三位一体論、救済論や終末論などについてキリスト教の問題点をあげ、それに対して統一原理との関連性と解説は、改めて統一原理の内容の理解を深めその偉大性を実感させられました。 また、聖書にはでてこない「聖化」という言葉は、クリスチャンにとっては当たり前のキリスト用語なのかもしれませんが、本書を通じてはじめて知り、人間の責任分担とのかかわりでたいへん勉強になりました。 ただ、本書は三位一体論など難解な問題を『やさしいキリスト教神学』との表題の通りあくまで平易な説明に終始している点があり、できればもう少し詳しい説明が欲しいというところがあります。しかし、そこは、本書の参考文献として並記されている『組織神学』、『キリスト教神学入門』などを学んでいくことで、本書は神学の深遠な世界に入るきっかけとなる良書です。
[男性/60代]