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2014年04月01日

『原理講論』語句解説(10) 堕落論(2)

『原理講論』には難しい言葉が使われている箇所が多くあります。そのため、意味がつかめなかったり、文脈からしてこうではないかと推測するものの、違った意味に捉えてしまうようなこともあります。そこで、難しい言葉に解説を加えてみました。

[ ]の中は、『原理講論』のページ数と、行数を示しています。一つの言葉に、二つ以上の意味がある場合、『原理講論』で使われている意味のほうに☆印をつけました。反対語は⇔で、参照は→で示してあります。

[103-2]洗礼ヨハネ (せんれい)

イエスと同時代に、ヨルダン川で人々に洗礼を授け、神の審判と悔い改めを訴えた人物。

[103-2]叱責(しっせき)

過失などをとがめること。

[103-10]不倫(ふりん)

人の道にそむくこと。

[105-2]割礼(かつれい)

男性の陽皮を切除する儀式。

[105-3]聖別(せいべつ)

神聖な用にあてるため物または人を、一般的・世俗的用から引き離し、区別すること。

[105-3]烈士 (れっし)

気性が激しく、節操の高い人。

[105-5]発動 (はつどう)

動き出すこと。

[105-5]人倫(じんりん)

人の守るべき道義。

[105-5]諸般 (しょはん)

いろいろ。もろもろ。

[105-6]一掃 (いっそう)

すっかり払い去ること。

[105-7]安逸(あんいつ)

気楽に楽しむこと。何もせずぶらぶらと遊んでいること。

[105-11]如実(にょじつ)

実際のとおりである様子。

[106-9]三位神(さんみしん)

神(父)とキリスト(子)と聖霊は、唯一なる神の現れであるという考え。

[106-12]経綸 (けいりん)

国や世界を治めること。

[107-5]頌栄 (しょうえい)

神の栄光をほめたたえること。

[107-8]主管(しゅかん)

中心となって管理すること。

[107-8]賦与 (ふよ)

配り与えること。割り当てて授けること。

[108-7]色情(しきじょう)

男女間の情欲。

[108-11]ルーシェル

天使長の一人。英語で「ルーシファ」という。イザヤ書14:12参照。

[108-12]基 (もとい)

土台、根拠。

[109-11]矢も盾もたまらず (やもたてもたまらず)

思い詰めてこらえることができない様子。

[109-13]過分(かぶん)

分に過ぎること。

[110-1]呵責(かしゃく)

責めて苦しめること。

[110-17]貞操 (ていそう)

女性が性の純潔を保つこと。

[113-2]源泉(げんせん)

物事の起こるもと。

[114-5]威信 (いしん)

その人がもつ威厳と、それに伴う信頼感。

[115-2]招来(しょうらい)

呼び寄せること。招くこと。

[116-10]ヨブ

旧約聖書の「ヨブ記」のこと、またその主人公。ヨブは、サタンによる過酷な試練を乗り越えて、神への信仰を貫いた。

[116-5]イスカリオテ

イエスを裏切ったユダを指す呼び名。出身地を意味するとの説などがある。

[116-5]ユダ

イエスの12弟子の一人であったが、師を裏切って祭司長や律法学者に売り渡した。

[117-1]ペテロ

本名はシモンだが、イエスの最初の弟子の一人となり、師によってペテロ(岩)と名付けられた。

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