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2014年04月20日

『原理講論』語句解説(16) キリスト論

『原理講論』には難しい言葉が使われている箇所が多くあります。そのため、意味がつかめなかったり、文脈からしてこうではないかと推測するものの、違った意味に捉えてしまうようなこともあります。そこで、難しい言葉に解説を加えてみました。

[ ]の中は、『原理講論』のページ数と、行数を示しています。一つの言葉に、二つ以上の意味がある場合、『原理講論』で使われている意味のほうに☆印をつけました。反対語は⇔で、参照は→で示してあります。

キリスト論

[251-3]重生(じゅうせい)

罪と滅亡の中にある人間が恩恵を受けて霊的に新しい誕生をなすこと。再生・新生。

[251-3]三位一体(さんみいったい)

聖書の神は、父・子・聖霊という三つの位格(ペルソナ)と一つの実体において存在するというキリスト教の教理。

[252-8]体恤(たいじゅつ)

心情を経験すること。

[252-10]神性(しんせい)

神の、性質、性稟、能力などの機能的な側面のこと。

[257-6]仲保者(ちゅうほしゃ)

仲保とは、二者の間に契約を結ばせたり、敵対関係にある者たちに和解を成り立たせること。聖書においては、神と人との間の宥和媒介をなすことが仲保であって、その務めをする者が「仲保者」と呼ばれている。

[258-2]ピリポ

イエスから伝道のために召された12人の中の一人。ナタナエルを主イエスのもとに導いた。また、5000人の給食の記事において、アンデレと共に、特に言及されており(ヨハネ福音書6:5〜7)、さらに、主イエスに会いたいというギリシャ人の求めに応じ、アンデレと共に取り次ぎの役割を果たしている。最後の晩餐の席上で、「主よ、わたしたちに父を示して下さい。そうして下されば、わたしたちは満足します」(ヨハネ福音書14:8)と述べている。

[259-17]燦爛(さんらん)

きらびやかに光り輝くさま。

[261-14]肢体(したい)

手足とからだ。

[263-6]聖霊(せいれい)

堕落人間を再び生んでくださる霊的な真の母のこと。

[263-7]官吏(かんり)

一般に、役人、官員を意味する。

[263-7]ニコデモ

ユダヤ人議会(サンヒドリン)の議員で、「ユダヤ人の指導者」、また「教師」でもあった。

[264-12]後(のち)のアダム

聖書では「最後のアダム」とあり、第二アダムとしてのイエスを指す。

[265-4]後(のち)のエバ

第二エバとしての聖霊を指す。

[265-9]ロゴス

み言、あるいは理法の意。

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