「世界への扉」のコーナーでは、真の父母様の願われるグローバルリーダーを目指し、世界で歩む二世・三世圏の青年・学生を紹介しています。
2月号は、米日祝福を受け、現在、5人の子育てをしながら歩む30代女性の証しです(68〜75ページ)。
ここでは、その一部を紹介します。
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■米国で子育てに戸惑う中、義父母の愛と知恵を受ける
2009年、鮮文大学の純潔学科(当時)に入学しました。1年生の秋、天一国マッチングで、真の父母様が直接、米国人の夫を選んでくださいました。
英語もろくに話せなかった私が、まさか米国の人と祝福を受けるとは、これっぽっちも想像しておらず、とにかく驚いたのを覚えています。〝神様が、米国を私の生涯の宣教地として与えてくださった〟と思いました。……
当時、夫はすでに大学を卒業していましたが、私はまだ大学1年生でした。そのため、韓国で家庭を出発し、私が卒業するまでの3年間、夫は英語の先生として働きました。
この期間は、夫にとって初めての外国生活でした。言葉が分からず、一人では限られた所にしか行けず、食べ物も合わず、とてもつらい3年間だったそうです。
それにもかかわらず、私の学業を応援してくれ、精神的にも経済的にも支えてくれたことに心から感謝しています。……
2014年、私の大学卒業とともに米国のカリフォルニア州に移りました。
▲カリフォルニア州サンフランシスコの観光名所「ゴールデン・ゲート・ブリッジ」
実は、米国にたつ前日、1人目の妊娠が分かりました。英語もそこまで上手ではなく、一人ではどこにも行けず、妊娠までしていて食事が合わず、次は、私が夫の心情を通過する番でした。
米国人の義父母(2075家庭)との生活が始まり、文化や信仰観、生活習慣の違いにとても戸惑い、葛藤しました。義父母の家では、一緒に料理を作ったり、食卓を囲んだり、掃除をしたりする習慣がありませんでした。家族で共に過ごすこともあまりないので、寂しく、日本の実家が恋しかったです。
初めは裁きの思いも湧きましたが、少しずつ、〝家庭の中では善悪や優劣ではなく、神様を中心に愛し合う関係であればそれでいいんだ。ありのままを受け入れよう〟と思えるようになり、主人を生み育ててくれた義父母に深い親しみと感謝の念を抱くようになりました。
また、子供が増えていくにつれて、時に、親としての自信をなくし、涙することもありました。そんなとき、義母の知恵と助けがどれほどありがたかったか分かりません。
長男は、夜中によく泣いて、ノイローゼになるかと思うほどでしたが、義母がリビングの揺り椅子で一晩中、長男をあやし、胸元に抱いて寝かせてくれました。また、子供が初めて熱を出したときや、せきがひどいときには、病院に行く目安や赤ちゃんでも飲める薬を教えてもらうなど、義母の経験を頼りに、不安な夜を乗り越えました。
子供たちが少し大きくなってからは、学者である義父が、食卓で物理や宇宙の話をしてくれるようになりました。長男は、惑星や地球について知ることができ、とても刺激を受けました。義母は、子供たちによく聖書の話をしてくれたり、物や植物を大切に扱うことや、生活の知恵を教えてくれたりしました。
そのおかげで、子供たちの精神はとても豊かになったと思います。祖父母の愛は、親の愛とは違う次元の愛であり、また、祖父母の知恵を受け継ぐことほど最高の教育はないと実感しています。……
■ラスベガスで真のお母様にお会いし、証しをすることに
2021年12月にラスベガスで4人目を出産し、その翌年、夫の仕事の関係でニュージャージー州に引っ越しました。……
2023年10月、真のお母様が米国の若者を集めてくださり、「神米国二世圏特別集会」(米国・ラスベガス)が開催されることになりました。
▲ラスベガスの観光名所となっている看板
子供4人を連れての旅費は安いものではありません。子連れだと、真のお母様に直接お会いできるかどうかも分かりませんでした。しかし、一目でもいいので子供たちがお母様とお会いすることができたらと思い、ラスベガス行きを決意しました。
すると、「真のお母様のみ前で、代表として証ししてほしい」という連絡が来たのです。
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続きが気になる、また、証しの全文を読みたい方は『世界家庭』2月号をごらんください!
*編集部から*
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