光言社 編集者ブログ

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2024年12月05日

「好きが自分の体を健康にした話」

まだ、光言社に入社したばかりの頃、私はよく買い食いをして帰っていました。

業務に集中した後の帰り道は小腹が空くもので、そんなときに食べるパンがまたおいしいのなんの。
気が付くとほぼ毎日食べていました。

しかし、その年の定期検診の結果を見て肝が冷えます。
体重はもちろん、コレステロールや腹囲などが増えていたのです。

当然、妻からは「もう買い食いしないで」とくぎを刺され、けれども家に着くまでどう我慢したものかと悩みました。

悩みに悩んだ末、私はとある覚悟を決めました。
「もし買い食いを我慢できたら、我慢できた金額だけ好きなものを買おう」。

自分で決めたルールは単純で、1日我慢できたら100円使えるようにする、我慢できなかったら何もない。ただし、1カ月ずっと我慢できれば2000円使えるようにする、というものでした。

「2000円で好きな漫画を買おう!」と決意し、始めました。



すると、次の日からぱったり買い食いをしなくなったのです。
「ここで食べると、来月に読める漫画が減る」。そう思うだけで我慢ができました。
何とも安い食欲だったわけです。

そうして無事、買い食いをやめ、翌年の定期検診からはもろもろの数値が下がり、やっぱり買い食いが良くなかったことが証明されました。

「ご褒美は、正しい行動をした後に得るのが良い」ということを聞きますが、それを実感した出来事でもありました。

もし、「決意したけどなかなかやめられない」という行動があれば、望んだ行動をしたときにぜひ自分にご褒美をあげてみてください。

少しずつ、望む行動ができるようになると思います。

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