光言社 編集者ブログ

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2024年10月31日

子供がヤモリをつかまえてきた


先日、末っ子(小4)が、外でヤモリを捕まえてきました。
 
 
飼いたいというので、カゴを用意し、必要そうなものを準備します。
 
名前は「ヤモ助」に決定。
 
安易なネーミングと思いつつ、爬虫類は飼ったことがないので、いろいろと検索。エサは生きた虫がいいけれど、苦手な人は、人工のエサもあるとか。
 
試しに市販の人工飼料をあげてみたのですが、全く食いつかず。ただ置いておくだけではダメで、ピンセットで動かしながらあげるのがいいらしいですが、それでもやはりダメ。
 
そこで、末っ子が外で虫を探索。何の虫か分からないけれど、とりあえず捕まえてヤモリにあげたところ、見事にパクリ! おおー、と家の中に歓声が広がります。
 
でも、よくよく調べてみると、どうやらその虫は、小型のGだというじゃないですか。
 
これを毎日捕まえてくるの? 家の中で逃げ出されて、繁殖したらどうするの? 考えただけでも冷や汗が……。
 
そんな親の不安は意に介さず、やる気満々の末っ子。週末には私も駆り出されて、一緒にG1匹と、小さなクモを捕まえました。カゴに入れておくと、やはりあっという間に食べられて、姿が消えています。
 
ヤモリなんて、これまでノーマークでしたが、よくよく見ると、意外とかわいいですね。つぶらな瞳にごわごわの肌など、恐竜を彷彿させて、ペットとしても人気があるそうです。
 
余談ですが、最近、ベランダに干した洗濯物にカメムシがやたらと付くようになりました。取り入れるときに大騒ぎになることもしばしばあるのですが、私個人としては、不思議とカメムシも、ちょっとかわいく思える今日この頃。昔はとても、そうは思えませんでした。 
 
 
これは、私の心の器が広がったということなのでしょうか?
 
いや、でも、やっぱりGは無理です。
 
人間は完成したら、(Gも含めて)すべての虫を愛せるようになるのでしょうか。
 
完成はまだ、はるか遠くです。
 
とりあえず、ヤモリの餌を捕まえる日々は、いつまで続くのでしょうか(遠い目)。
 

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