新コーナー「天の父母様の夢が地上で花咲く2025祝福式」では、来年春の歴史的な祝福に向けて、さまざまな記事を紹介してまいります。
ここでは、本部教育局の祝福教育部長による講座「子女を祝福に導くために」の一部をご紹介します!
私は修練会やセミナーで、祝福を準備している二世たちに対して、「祝福の意義と価値」を講義する機会が多いのですが、そのたびに感じるのは、〝二世に祝福の意義と価値を伝えるのは難しい〟ということです。
なぜなら、二世は「祝福の意義と価値」という講義を聞く、はるか以前から「祝福の実体」に触れているからです。それは言うまでもなく、自分の両親です。触れているどころか「祝福の実体」と一緒に生活をしているのが二世なのです。これはある意味、とても恐ろしいことです。
もし、講義で聞く「祝福の意義と価値」と、今まで一緒に生活してきた祝福の実体である両親の姿が、ぴったりと合うのであれば、その子女はきっと祝福を希望的に捉えることでしょう。両親のような夫婦になりたいと。
しかし、講義で触れる内容と実体がまるで一致しなかったら、どうでしょうか? それは子女を祝福から遠ざけることになりかねません。〝しょせん、理想でしかない〟と思われているでしょう。
ここにおいて、父母として、夫婦として、自分たちの関係性を通して、子女に祝福の喜びを伝え切れているのか、本気で見詰め直す必要があるのです。
祝福を通して夫婦仲が良くなったという父母の証しを一つ紹介します。
証し 夫婦の心が一つになったときに導かれる
息子の祝福に対して、なかなか良い出会いに導かれない日々が続き、心が苦しくなっている自分を発見しました。この苦しさはどこから来ているのかと、自分の心の中を探っていくと、夫との関係が原因であると気づいたのです。
生活の中でいろいろな思いが重なり、夫に対して感謝できていない自分がいました。このことを解決しなければ、子女の祝福は導かれないだろうと感じて、本気で自分と向き合う決意をしました。
その土台の上で、私の心の中の苦しい思いを夫に伝えました。すると、夫は、私の言葉を聞きながら、「そんなことを私はしたのか」「そんなことを言ったのか」と、一つ一つ受け止めてくれ、私に対して「申し訳なかった」と謝ってくれたのです。
そして「これからは、そのときに思ったことを言ってほしい。必ずきちんと聞きます」と言ってくれたのです。
その1週間後の祝福記念日に、私は夫に対する感謝の気持ちを手紙で伝えました。そのことを通して、夫と心から一つになれたと思います。
その後、不思議なことに、先輩家庭から、息子の相対を紹介されたのです。
神様は私の心が変わることを待っておられたのではないかと思うほど、素早くたくさんのことが動き出しました。今まで、子女に本然の美しい姿を見せることができていなかったと、申し訳なく思いました。
夫婦として、このような心情圏に成長させてくださった神様に感謝しています。
この証しのように、子女の祝福を通して夫婦仲が良くなることも、また恩恵の一つであり、家庭が成長した証しではないでしょうか。
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本誌(38〜48ページ)では、田中富広会長の特別メッセージと、この講座の全文を掲載しています。ぜひ、併せてお読みください!
*編集部から*
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