光言社 編集者ブログ

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2024年01月25日

運勢って信じますか?

私はよく、「万物運があるね」と言われます。

先週も、母からもらったお菓子を、編集部の皆さんに配ったとき、

「光さんは、万物にあふれていますね!」

と言われました。()

 

思い返してみれば、私は、物をもらうことが多い気がします。

それも、大量に。

韓国に留学していたときは、よく、親戚の伯母さんから、日本のお菓子やカップラーメンが段ボールいっぱいに送られてきました。

私一人では到底消費し切れず、同じ学科の全学年の子たちに配って回ったのを覚えています。

今も何かと、周りの人から、お菓子だったり、果物だったり、物を頂くことが多々あります。

  

そういえば、以前、友人に手相を見てもらったとき、「お金がたまる手だね」と言われたことがあります。

私の手のひらは、真ん中が大きくくぼんでいるのですが、そのくぼみが、万物をためる手だというのです。

  

こうしたさまざまな出来事から、「私は、万物運があるかも……?」と思うようになりました。

しかし、なぜ? 

私は、ごく普通の家で生まれ育ち、これといった取りえもなく、信仰心も篤(あつ)くありません。

「私はなぜ万物運があるのだろう……」と考えた先にたどり着いたのは、母方の家系のことでした。

母方の親族は皆、人に物をあげるのが大好きです。

親戚の集まりに行くと、テーブルに乗り切らないほどの料理が並び、皆が「これ食べてみたら、これもおいしいよ」と、勧めてきます。

また、会うたびに必ず、大量のお土産を持たせてくれます。

それは、昔からそうなのだと、母が言っていました。

足りないよりは、多いほうが良い。おなかいっぱいになることが、幸せなのだと。

そんな母の曾祖母は、かつて、おすし屋さんを営んでいたそうで、天皇陛下におすしを献上したこともあるそうです。 

私の「万物運」は、ここから来ているのかもしれないと思いました。

因果応報、「善いことをすれば必ず返ってくる」というのは、本当かもしれない、と。

正直私は、迷信めいたものは、あまり信じないほうでした。

しかし、私の「運勢」に関しては、ほぼ間違いなく、先祖の功労だと感じています。

なぜなら、現に、母方の家系では「与えて喜ぶ」習慣が今もなお続き、私もその姿に感動している一人だからです。

 

真の父母様のみ言にも、こうあります。

「すべてを捧げて喜びなさい。空いている所は必ず満ちるようになっている」(『御旨の道』より)

 

与えた分だけ、満たされる。 

それは、物をあげたら物が返ってくる、ということ以上に、

「相手に何か与えたい」という思いが、幸せを呼び寄せるのだと思います。

私も、先祖から受け継がれてきた「運勢」を大切にし、

皆も自分も幸せになれるような、「与える人」になっていきたいと、そう思っています。

 

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