私は中学生の時から韓国に留学をしていたのですが、今回はその時に体験した内容について書こうと思います。
私が通っていた中学校は、韓国の一般の学校でした。
なので、私たち留学生以外、食口(シック/家庭連合の教会員)はいませんでしたが、先生方だけは、留学生が統一教会(現・家庭連合)の信者だということを知っていました。
中学1年生の時、真のお父様が聖和されました。
私はそのことを朝のニュース番組で知りました。
どうしたらいいのかパニック状態になりましたが、学校には行かないといけないので、重い足取りで学校に向かいました。
真のお父様が聖和されたということが信じられないと同時に、学校で誰か何か言ってきたらどうしようという気持ちもあり、不安な気持ちで学校に行ったのを覚えています。
学校に行き、美術の授業を受けていた時に美術の先生が唐突に私のところまでやって来ました。
何か否定的なことを言われるのではないかと身構えていたのですが、先生は私に「文鮮明が亡くなったようだけど、あなた大丈夫?」と優しく話しかけてくれました。
私はその言葉を聞いて衝撃を受けました。
韓国でも統一教会というと、どちらかといえば批判的に見る人が多く、統一教会の信者だとなれば否定的なことを言われるだろうと思っていたからです。
しかし、私が思っていたのとは全く違う言葉をかけられたので、とてもびっくりしました。
ありがたいと思うと同時に、教会を否定的に見ていたのは自分だったんだと感じました。
その美術の先生の言葉を通して、こうやって心配してくれる人がいるということを知り、また、みんなが教会のことを否定的に見ているわけではないと知ることができました。
そして、み言を知っている私が誰よりも教会を否定的に見ていたことを思い知らされ、悔い改めさせられました。
その先生とは中学生以来会えていませんが、またどこかでお会いした時は「あの時はありがとうございました」と感謝の気持ちを伝えたいです。
(園)