2022年12月18日、第15回「孝情礼拝」(*)が行われました。
(*:「孝情を中心に世代を超え、全ての二世・三世圏が集える心情文化共同体をつくろう!」をテーマに、全国の青年・学生たちがオンラインで共に捧げる礼拝)
その中で「孝情分かち合い」の時間が持たれ、中高生から寄せられた質問に、3人の新教区長が回答しました。
Q. 教区長は、ふだん何をしているんですか?
A. 礼拝の説教や原理講義、また、その準備をしたり、伝道部長や家庭教育部長、家庭部長、婦人代表、基台長など、さまざまな方々と会議をしたりしています。
その中で思っていることは、私が実力的あるいは人格的に優れていて、この立場に立ったというよりは、天が、このような時にこのような道を与えてくださったのだということ。そして、真のお母様が20人の教区長のことを思ってくださっているところに、天運があると感じます。
自分には何もないのですが、教区長というこの位置に、天が働くことのできる、天運があると思っています。ですから、教会を訪問しながら、食口の方々や教会に、そういった天運を連結していきたいです。
そして教区全体で、愛し、許し、一つになりながら、「行きたい教会」、「とどまりたい教会」をつくれるように、一生懸命歩んでいます。
Q. 教区長として若いのに、たくさんの大人に囲まれて、大変じゃないですか?
A. 大変です(笑)。挨拶を返してくれない婦人がいたのですが、あとで気づきました。「あ、声が届いていなかったんだ」と。そのおかげで、大きな声で挨拶できるようになりました。
あとは、説教で、人気アニメの言葉を使うと、青年にはウケていましたが、シーンとしてしまうことも何回かありました。
でも、いちばん大変なのは、60代、70代という私の母のような年代の婦人たちが、いつもジュースや野菜、料理まで持ってきてくださるので、愛すべきはずの私が愛されていて、自分の不足さを感じることでした。
しかし、〝年齢差は関係ないな〟と感じた出来事がありました。
あるとき、70代の婦人たちと一生懸命に会議をしていたら、婦人たちの背後の霊人体が、20歳くらいの若い女性であるという感覚になったのです。
今では、〝お兄さん、お姉さんたちと一緒にこの道を歩めているんだ〟と、感謝しながら歩んでいます。
Q. 二世の教区長という立場から、成和圏の私たちに伝えたいことはありますか?
A. 一つは、人生の転機をつかむこと。私は、中高生期に両親とたくさんけんかをし、信仰を捨てようと思っていました。
しかし大学生のときに人生が転換されました。先輩、両親、そして神様の愛に触れたのです。このことが、今、財産になっています。
皆さんも、たくさんの愛に触れて、人生の宝物となる転機をつかんでほしいです。
もう一つは、できないと思うことに、果敢に挑戦すること。
今回、私はあらゆる役職を飛び越えて教区長となりました。20人の中で、最年少です。人事の知らせを聞いたときは、人生で初めて体に稲妻が走りました。
「できないのではないか」と思って出発したのですが、応援してくれる方がたくさんいました。私が思っていた以上に楽しいし、教区長になれて良かったと思いながら歩んでいます。
皆さんも勇気を持って頑張ってほしいです。
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第15回「孝情礼拝」の詳しい内容は、2月号(41〜43ページ)で紹介しています。ぜひ、ごらんください!
*編集部から*
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