光言社 編集者ブログ

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2021年08月26日

小説や映画を通して伝道や宣教がなされていく時代が来た!?

 小説はお好きですか?
 小説は、単なる趣味や娯楽にとどまらず、人生の大切な価値や歴史の真実をインパクトをもって伝えてくれる場合があります。


 ご存じのとおり光言社は、『原理講論』をはじめとして、真の父母様(文鮮明・韓鶴子総裁夫妻)の教えを広く国民の皆さまにお伝えする目的で設立された出版社ですが、最近は、「小説」という分野でも多くの読者の皆さまに楽しんでいただきながら、神霊と真理、心情文化および孝情文化の拡大にチャレンジしていこうという声が内外から上がっています。

 ところで現在、光言社から発刊されている、あるいは光言社ポータルサイトでご案内している小説作品をご存じでしょうか。

 光言社刊の小説としては、『小説 預言』(金辰明著/2018年発行)。単行本と文庫本で販売されています。そして出版社は違いますが、光言社オンラインショップから購入できる小説として、ピーター・シャビエル氏の著作による『イエスの涙』(2008年発行)、『マリアの涙』(2014年発行)の二冊があります。

 少しさかのぼってみると、1990年代に著名な女性作家、田井友季子(たい・ゆきこ)さんの小説が4冊光言社から出版されています。発刊の年順にタイトルを紹介してみましょう。

 『運命に燃えた十六人の女たち~聖書人物小伝』(1990年)
 『対馬物語~日韓善隣外交に尽力した雨森芳洲』(1991年)
 『運命に燃えた16人の女たち~聖書人物小伝』(1997年/文庫版)
 『御母堂物語~歴史を創った偉人の母17人』(1998年)

 お読みになったことのある本はありますか?
 いずれも歴史小説であり、タイトルを見ただけでも、女性を描いた作品が多いことが分かりますね。

 田井先生について、ウィキペディアには以下のように記述されています。

 田井 友季子(たい ゆきこ、1923 - )は、歴史家。
 横浜市生まれ。本名・田井ふみ子。旧姓・小林。江戸研究者の田井真孫は夫、劇作家・田井洋子は義妹。常盤松高等女学校卒。劇作家・岡田八千代に師事。1951年日本新聞協会のラジオドラマに当選。1965年『婦人公論』に「岡田八千代伝」当選。1975年、家の隣に統一教会ができ、のち入信した。

 ぜひ皆さまに読んでいただきたい小説たちです。

 さらにさかのぼると、筆者イチ押しの『ゴム草履の宣教師~アフリカに賭けた青春』(神渡良平 著/1991年)という本が光言社から出版されています。
 発刊当時、たまたま手にした本でしたが、タイトルに引かれて一晩で読み切ったことを今でも覚えています。

 同小説は、大阪毎日放送「ありがとう浜村淳です」(午前810時)の「ファミリー劇場コーナー」でラジオドラマ化され、199212024日に放送されました。
 筆者はこの番組を聴いたことがありますが、小説同様、大変感銘を受ける内容でした。


 さて、例を挙げるまでもなく、小説は長い期間にわたって多くの人々に愛され、社会に影響を与えることのできる可能性を持った表現手段の一つです。

 真の父母様の生涯、統一運動の歴史の中に、そして祝福家庭・家庭連合の教会員の歩みの中には、たくさんのドラマがあり、証しがあり、感動があふれています。
 無数の小説のモチーフとなる出来事や体験の百貨店とも言うべき団体が世界平和統一家庭連合ではないでしょうか。

 光言社から皆さまにたくさんの「小説」をお届けできるよう、筆者もその一翼を担いたいと考えている者の一人です。このブログを読んでくださっているかたの中にも、その担い手となっていかれるかたがたくさんいらっしゃると想像します。

 遠からず、“光言社小説プロジェクト”が始まっていくことでしょう。
 小説や映画を通して伝道や宣教がなされていく時代が目の前に来ていると感じています。

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