著者 張鏡清
判型 A5判 156頁
定価 1650円(本体1500円)⑩
著者の張鏡清・台湾統一思想研究院院長は、台湾統一運動の先駆者で、『原理講論』や『統一思想』などを中国語に翻訳しています。
本書は『宇宙論と統一思想』に続く、現代科学の解説書です。
現代物理学を豊富な図とわかりやすい表現で紹介しています。
天文学の発展の経緯をたどりながら、宇宙がどのようにはじまったのか、時間や空間はどのようなものなのかなど、わかりやすく解説しています。
ガリレオは望遠鏡で天体を観測しました。
地球の周りを太陽や星が回っている(天動説)のではなく、地球が太陽の周りを回っている(地動説)ことを実証したのです。
20世紀後半には、光よりも透過性の高い電磁波による観測で、宇宙のことが飛躍的に多くわかるようになりました。
X線などの電磁波で目に見えない物の内部もわかるようになったのです。
そして2016年、アインシュタインによって予言されていた重力波が検出されたのです。
重力波は電磁波よりもはるかに透過性が高いのです。天文学が新しい段階に進んだのです。
本書では統一思想から最新科学の重力波天文学を見ることによって、統一思想の素晴らしさを確認することができます。
物理学などの科学、宇宙や天文学に関心のある方におすすめです。
目次
Ⅰ.「波」と「場」について
1.波とは何か? 場とは何か?
2.宇宙にある重要な三種類の場 ─ 電磁場・重力場・量子場
3.電磁場・重力場・量子場の特性
Ⅱ.電磁波VS.重力波
1.電磁気学の二大陣営
2.重力理論の二大陣営
3.重力場と重力波
Ⅲ.重力波天文学の現況
1.重力波直接検出の意義
2.電磁波天文学vs.重力波天文学
3.原始重力波に挑む
Ⅳ.統一思想から見た重力波天文学
1.統一思想要綱
2.統一思想から見た「力の分岐」および「粒子と波動」の特性
3.統一思想で提起した統一体としての重力波
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