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2019年12月12日

55歳にして、武道にはまる

 現在印刷中の『祝福家庭』95号では、後半の「天地人真の父母様の御言」で、「『真のお父様』に関する御言」を掲載しています。

 その中の一節に、み旨の道を歩むための強健な体をつくるべく、「韓国の伝統武芸と、私が指導して作った圓和道で体力を養いました」との真のお父様のみ言があります。

 若い若いと思っていた自分も、いつの間にか55歳。95号のみ言に触発されたわけではありませんが、最近、武道を始めました。週1回の「弓道教室」通いです。独身の頃に故郷で2年間だけ弓道場に通い稽古に励んだ経験があり、再開してみたのです。自宅に大切に保管していた弓矢などの道具を取り出して、初心者に交じり、ゼロからおさらいをしました。

 稽古の日の朝は、ワクワクする心を鎮めるのが大変なほどです。乾いた布で竹製の弓矢を磨くと、どことなく彼らもうれしそうにしているのが感じられ、ますます力を与えられます。35年前に使用していた弦(つる)が、今でも切れることなく使えるのを見て、指導してくださる師匠が驚いていました。

35年間の眠りから覚めた、愛しの道具たち
(「重昭」の竹弓、弦、竹矢、「正澄」のゆがけ、籐の矢筒、弦巻)

 ところで弓道の世界も、昔と比べると様変わりをしている部分がありました。昔通った道場内の上座には神棚があり、その前で先輩から柏手の打ち方を教わった記憶があります。しかし、今通っている道場には神棚がなく、その代わり上座の壁には日本の国旗があるのです。日章旗への礼から、その日の稽古が始まります。

 また、弓道の技において一番重要なのは、弓を持つ左手の「手の内」のつくり方です。昔の先輩は、「手の内」だけは教えてくれません。そのうちに「師匠を誰かに決めなさい」と言われます。師弟として認められると、師匠が弟子を道場の隅に連れて行き、そこで「手の内」の技の伝授が始まるのです。それが今時の弓道教室では、最初から図解付きで詳しく教えてくれるので、隔世の感がありました。

 弓道は「力わざ」を必要とする武道ではなく、どちらかといえば「精神修養」の側面が強い武道だと思います。若い頃は的に当てるのがおもしろかったのですが、今の私の方が、弓道の武道としての良さを理解できるのではないかと思います。古い道具を捨てずに、そっと見守っていてくれた相対者にも感謝です。(F)

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