光言社 編集者ブログ

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2019年09月26日

文章を書くときは辞典を使いましょう

 皆さん、文章を書く機会はありますか?

 デジタル時代になり、手書きで文章を書く機会はめっきり減りました。でも、メールやブログ、SNSなど、文は書きますよね。

 文章を書こうとすると、問題になるのが、表記です。 

 漢字は、どれを使うのか? 「温かい」か「暖かい」か? 「硬い」か「固い」か「堅い」か?

 送り仮名は、「行う」か「行なう」か? 「癒す」か「癒やす」か?

 このようなことを調べるとき、私が愛用しているのは『記者ハンドブック 第13版』です。これは、20163月に出た最新のものです。この本は、新聞の用字用語集です。

 文章を書く機会がある方には、オススメです!

 

 光言社では、主に『現代国語表記辞典(三省堂)』(雑誌などの用字用語集)に基づいて表記しています。この本は、1992年に販売開始され、すでに販売終了しています。私が使っているのは、第2版の第20刷(20051220日)です。

 

 定価は、2,160円なのですが、販売終了している商品のため、アマゾンに出されている新品は、なんと19,800円です(9月26日現在)。(昨年、新入社員のために一冊買ったときは、中古のきれいなものを買いました)

 

 『世界家庭』は、写真が多いのですが、文字もかなりの量があるので、校正・校閲作業には多くの人手と時間がかかります。

 

 校正・校閲担当者からは、まずワープロソフトの「スペルチェック・文章校正」機能を使って、校正・校閲をするように。さらにJust Rightという文章校正支援ツールを使うようにと指導を受けています。(Just RightというソフトはWindowsにしか対応していないので、マックユーザーの私は使えていません……)

 

 とにかく、それでも文章ミスを完全になくすことは、なかなか難しいですね。

 文章の校正・校閲、推敲には終わりがありません。

 

『世界家庭』編集部 

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