皆さん、文章を書く機会はありますか?
デジタル時代になり、手書きで文章を書く機会はめっきり減りました。でも、メールやブログ、SNSなど、文は書きますよね。
文章を書こうとすると、問題になるのが、表記です。
漢字は、どれを使うのか? 「温かい」か「暖かい」か? 「硬い」か「固い」か「堅い」か?
送り仮名は、「行う」か「行なう」か? 「癒す」か「癒やす」か?
このようなことを調べるとき、私が愛用しているのは『記者ハンドブック 第13版』です。これは、2016年3月に出た最新のものです。この本は、新聞の用字用語集です。
文章を書く機会がある方には、オススメです!
光言社では、主に『現代国語表記辞典(三省堂)』(雑誌などの用字用語集)に基づいて表記しています。この本は、1992年に販売開始され、すでに販売終了しています。私が使っているのは、第2版の第20刷(2005年12月20日)です。
定価は、2,160円なのですが、販売終了している商品のため、アマゾンに出されている新品は、なんと19,800円です(9月26日現在)。(昨年、新入社員のために一冊買ったときは、中古のきれいなものを買いました)
『世界家庭』は、写真が多いのですが、文字もかなりの量があるので、校正・校閲作業には多くの人手と時間がかかります。
校正・校閲担当者からは、まずワープロソフトの「スペルチェック・文章校正」機能を使って、校正・校閲をするように。さらにJust Rightという文章校正支援ツールを使うようにと指導を受けています。(Just RightというソフトはWindowsにしか対応していないので、マックユーザーの私は使えていません……)
とにかく、それでも文章ミスを完全になくすことは、なかなか難しいですね。
文章の校正・校閲、推敲には終わりがありません。
『世界家庭』編集部 훈