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2019年09月05日

見た目が9割? 編集員Sの備忘録Vol. 9

強い日差しも落ち着き、だんだんと涼しくなってきましたね。

秋らしい色の服を買いたくなりますが、「今年は節約して、来年買おうかな」「物も増えるし」「でも、あの服かわいいなあ」と考えあぐねいているきょうこの頃。

都内にいると紅葉ではなく、周囲の服の色で秋の訪れを感じます。

 

さて、今回のタイトルは、見た目が9割

「第一印象が大事!」「いや、重要なのは中身でしょ!」とさまざまな議論がありますが、見た目が影響を与えること自体に間違いはないと思います(何割かはおいといて)。

 

書籍における「見た目」といえば、表紙ですね。

デザイナーさんと話し合いながら、カバーデザインを固めていくのも編集者の仕事の一つです。

 

本の概要や編集者側の案を伝えると、デザイナーさんがその情報をもとに複数のカバー案を制作してくれます。そして、本の内容読者対象を考慮しながら、編集者側でその本にぴったりなカバーを検討していきます。

 

下の画像は、8月に出版した『父母マッチングガイドブック』のカバー案の一部です。

(全部で6案ありました。デザイナーさんに拍手! パチパチ)。



どちらもかわいらしくて、祝福の華やかなイメージを表していますよね!

特に2つめの画像は、今までにないデザインで気に入っています。

ただ、「あまりにもかわいすぎると、読みづらく感じる男性もいらっしゃるのでは」と思い、最終的に決まったのが下の画像です。



シックな雰囲気で、男女問わず、そして父母も青年も手に取りやすいカバーになりました!

もしこれが赤や黒のどぎつい色だったら、目には留まりますが、買うのは躊躇してしまいますよね。

 

カバーの印象が気に入って買うことを「ジャケ買い」といいますが、そんな言葉があるくらい、やっぱり見た目は重要なのだと思います。もちろん編集者として「良い中身」も作らなければなりませんが。 

中身も外見も(つまり、内外共に?)喜ばれる書籍を目指していきます!

 

※今回、紹介した『父母マッチングガイドブック』は、オンラインショップで立ち読みもできます。
 商品ページはこちら

 

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