強い日差しも落ち着き、だんだんと涼しくなってきましたね。
秋らしい色の服を買いたくなりますが、「今年は節約して、来年買おうかな」「物も増えるし」「でも、あの服かわいいなあ」と考えあぐねいているきょうこの頃。
都内にいると紅葉ではなく、周囲の服の色で秋の訪れを感じます。
さて、今回のタイトルは、見た目が9割。
「第一印象が大事!」「いや、重要なのは中身でしょ!」とさまざまな議論がありますが、見た目が影響を与えること自体に間違いはないと思います(何割かはおいといて)。
書籍における「見た目」といえば、表紙ですね。
デザイナーさんと話し合いながら、カバーデザインを固めていくのも編集者の仕事の一つです。
本の概要や編集者側の案を伝えると、デザイナーさんがその情報をもとに複数のカバー案を制作してくれます。そして、本の内容や読者対象を考慮しながら、編集者側でその本にぴったりなカバーを検討していきます。
下の画像は、8月に出版した『父母マッチングガイドブック』のカバー案の一部です。
(全部で6案ありました。デザイナーさんに拍手! パチパチ)。
どちらもかわいらしくて、祝福の華やかなイメージを表していますよね!
特に2つめの画像は、今までにないデザインで気に入っています。
ただ、「あまりにもかわいすぎると、読みづらく感じる男性もいらっしゃるのでは」と思い、最終的に決まったのが下の画像です。
シックな雰囲気で、男女問わず、そして父母も青年も手に取りやすいカバーになりました!
もしこれが赤や黒のどぎつい色だったら、目には留まりますが、買うのは躊躇してしまいますよね。
カバーの印象が気に入って買うことを「ジャケ買い」といいますが、そんな言葉があるくらい、やっぱり見た目は重要なのだと思います。もちろん編集者として「良い中身」も作らなければなりませんが。
中身も外見も(つまり、内外共に?)喜ばれる書籍を目指していきます!
※今回、紹介した『父母マッチングガイドブック』は、オンラインショップで立ち読みもできます。
商品ページはこちら。