5月11日(土)、光言社の社員とその家族が自然に親しみ、親睦を深めるため、管理釣り場(奥多摩)でニジマス釣りとバーベキューが行われました。このイベントは社内の「山水苑活動」として企画されたもので、25人が集い、私は娘2人(小6、小4)と一緒に参加しました。
娘たちは、川釣りとバーベキューをするのが初めてで、参加を決めた1か月前からずっと楽しみにしていました。
当日は晴天に恵まれ、新緑も美しく、神様の導きを感じました。
先輩社員から釣り方などのオリエンテーションを受けたあと、いよいよ釣りの開始。しかし、娘たちはエサを釣り針につけることができません。今回のエサは「ブドウ虫」(蛾の幼虫)で、娘たちはそれを見るなり、「うぇー、気持ち悪い。絶対無理」などと言い、触ろうとしないのです。
しかたなく私がエサをつけて、ようやく川に糸を垂れると、直前に放流された魚がすぐに2人の仕掛けにかかりました。2人が「釣れた! あ、あ、何とかして−」と叫び、魚が空中をブラブラする中、私が長女の魚を何とか取り込もうとしているうちに、次女のほうは針が外れ、バタバタと岸辺で暴れて、再び川の中へ。「大きかったのに!」と残念がられました。
しかし、そこは管理釣り場です。次から次に魚がかかり、「釣れたー、早く取って」「エサがない、つけて−」「針が石にひっかかった、はずしてー」「隣同士で糸がぐちゃぐちゃになった、ほどいてー」…と、娘に呼ばれては、あっちへ行ったり、こっちへ行ったりを繰り返して、あっという間に時間が過ぎていきました。
お昼は河原で、炭火で焼いたニジマスの塩焼きと、肉と野菜のバーベキューを頂きました。釣れたてのニジマスはとてもおいしく、ふだん魚をあまり食べない娘たちも喜んで食べていました。
身が骨からはずれやすい魚は、人間が食べやすいように、神様が創造されたんだなあと改めて感動させられました。
娘たちは、冷たい川の水に足を浸して遊んだあと、午後の釣行に挑戦。だいぶ慣れてきたようで、魚がかかった時は落ち着いて岸まで引き上げ、私が来るまで待ってくれるようになりました。そして、釣れているほうに自ら移動し、「うきと針の間をもうちょっと短くしたほうがいいんじゃないの」と言ってくるなど、少しの間にも成長が見られて、うれしくなりました。
参加者は、新鮮な空気の中で魚釣りを楽しみ、ほかの社員のために一生懸命バーベキューの準備をしていました。皆、体の疲れはありながらも、目はキラキラ輝いていました。
魚が苦手な妻からは、「魚は持ち帰らなくていいからね」と言われていましたが、娘たちが釣った魚と、ほかの家庭から頂いた魚を合わせて30匹を持ち帰ることに。案の定、「こんなにいっぱい、どうするの!」と、〝お叱り〟を受けましたが、ご近所にもお裾分けして、とても喜んでもらうことができました。
娘たちは、「面白かった」「水が冷たくて気持ち良かった」「肉がおいしかった」などとひとしきり喜び、「また行きたい」と言ってくれました。中学校の授業参観があって行くことができなかった妻と長男(中2)も連れて、また、自然に出掛けたいと思います。