光言社 編集者ブログ

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2018年03月23日

愛唱歌「信仰の翼」の誕生秘話

 4月号の「家庭教育局のページ」で、2月18日に開催された「2017年度全国成和合唱コンクール」のようすを紹介しました(59ページ)。

 今年、中高生部門の課題曲は、教会の愛唱歌として知られる「信仰の翼」を合唱曲に編曲した「信仰の翼2017」でした。この日、「信仰の翼」を作詞作曲した篠原さん(3万双)が、大阪から駆けつけて、歌の誕生秘話を語りました。その内容の一部を紹介します。

 「この歌は、1982年3月に生まれました。それまで、私は、神様の仕事をしながら、なかなか神様の願いに応えられなくて、悩み、苦しみ歩んでいました。そのうち、大病を患って倒れてしまったんです。大きな手術もしました。

(入院中)自分自身を振り返り、『自分は何が足りなくて、どうしたら神様の願いに応えられるのだろうか』と考えました。そしたら、ちょうど本部で愛唱歌を募集していると聞いて、そのときの自分の心情を書いてみたんです。

   友よ あなたに信仰という名の翼をあげよう 

  これからのために

  野原をさまよう 歩き疲れた子羊のように 

  あなたは寂しかった

  信じることを忘れた世界から 

  今 あなたが旅立つときには

  愛という名の広い大空を 自由に飛べるように

 思いついたままの歌詞を考えていたら、自然とメロディーが浮かんできました。でも、私は音楽を専門に学んできたわけではなかったので、応募するにしても、楽譜が書けませんでした。それで、ピアノを弾ける方にお願いして、私が歌った音源を楽譜に起こしてもらい、応募したんです。その歌が入賞したので、奇跡中の奇跡だと思っています。その後、全国で『信仰の翼』が歌われるようになりました。

 私が作詞作曲したのではなく、神様が作られたと思っています」

  

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