小説『預言』が出版され、早速読みました。
本書は、真のお父様と統一運動の存在がソ連崩壊に大きな影響を与えた、という事実を基に描かれています。
1980年代、共産主義国家のソ連が崩壊し東西冷戦時代が終結。世界が激変しました。
その時代の記憶が生々しくよみがえってきました。
時代はさかのぼりますが、1960年代、世界中の国々が次々と共産化されていました。
日本では左翼運動がものすごく活発化しており、そのままでは日本は共産主義の国になっていたかもしれません。
日本を共産主義の脅威から守らねばならない。
真のお父様が誰よりも日本を愛してくださり、日本で1968年に国際勝共連合を創設されました。
そしてお父様は日本の若者たちに勝共運動を指導されました。志ある人たちが日本のために立ち上がったのです。
しかし、日本での共産主義との闘いは簡単ではありませんでした。命がけだったのです。
恐ろしいのは、彼らは革命のためなら暴力を使ってもいいと考えていることです。
共産党や左翼の活動家は共産主義を信じているので真剣です。共産主義によって日本は良くなる、と信じているのです。
そこでお父様は、私たちに「勝共理論」で思想武装し共産主義者と闘えるようにしてくださったのです。
結果は国際勝共連合の勝利でした。
心底ありがたく思うのは、日本が共産化されなかったことです。平和で豊かな日本に暮らせることが、どれほど感謝でしょうか。
小説『預言』は、このような激動の時代を背景にして、真の父母様と統一運動について再確認できる一冊といえるでしょう。
共産主義との闘いについては、小山田秀生先生が語る動画コンテンツ「自叙伝 真の父母様のみ跡を慕って」第7回、第8回をご覧下さい。
また勝共理論については「ほぼ5分でわかる勝共理論」が分かりやすいですよ。