光言社 編集者ブログ

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2018年01月10日

小説『預言』が発刊されました

昨年12月26日、光言社初の小説、『預言』が出版されました。

本書は、韓国のベストセラー作家である金辰明(キム・ジンミョン)氏が真の父母様の生涯とその世界的功績を知って感銘を受け、書き上げた小説の日本語版です。原作は昨年7月に韓国で発売され、大きな話題を呼びました。

読みどころは何と言っても、真の父母様をモデルとした人物が登場し、主人公を陰に陽に導いていくところです。また、世界各地で展開されていた当時(1980~1990年初頭)の統一運動の一端が描かれています。

真の父母様と共にみ旨を歩んでこられた先輩の方々が読めば、懐かしさと当時の情熱が込み上げてくるでしょうし、二世圏の若い人々が読めば、冷戦時代の殺伐とした雰囲気と、その中で生きてきた人々の切実な思いを追体験できると思います。

既に、いくつか感想が寄せられているので、ご紹介いたします。

「ダンベリー、イーストガーデン、そしてソ連や北朝鮮を舞台にして描かれている真のお父様の息づかい、真のお母様の気配りが、まるですぐ目の前、ここに父母様がいらっしゃるように迫ってきて、涙がとめどなく流れました。
私はブリッジポート大学で、当時ソ連の学生たちをアメリカに迎える時にスタッフとしてお手伝いをさせていただいたので、その時のことも蘇ってきて、感無量でした」

「この小説『預言』の舞台となった時代は80年代から90年代前半であり、その時、私はまだ生まれる前か、生まれて間もない頃です。冷戦時代のことは、実感としては当然なく、歴史として学び、真の父母様のみ言を通してその内容に触れてはいましたが、今回この小説を読みながら、共産主義の悲惨さや、共産主義ゆえに良心に背きながら苦しみ生きる人間の苦悩の姿を見ました」

本書はあくまでも小説ですが、これをきっかけに、実際に現代史で何が起こったのか、真の父母様がその中でどのような役割を果たされてきたのか、学びを深めたいと思うようになるかもしれません。

この作品を皮切りに、今後、真の父母様を証しする作品が内外から多く生まれることを願うばかりです。

ぜひ、ご家族や親族の方々にもご紹介ください。

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