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2016年09月02日

新刊『永遠に唯一なる真の父母』の紹介─家庭連合と清平摂理

み言集『永遠に唯一なる真の父母』が8月19日に発刊されました。既にお読みになってくださった方は、ご感想・ご意見を寄せていただければ幸いです。

今回は、この本の章構成について、少し補足説明をさせていただきたいと思います。

第1章では、「空前絶後の大転換期」と題して、最近の摂理的変化に関するみ言を集めています。その第1節では約1年前、日本における法人名が「世界平和統一家庭連合」に変わったことを受けて、真の父母様が「家庭連合」について語られたみ言を取り上げました。
そして、続く第2節では、「清平摂理」について触れています。この章構成を唐突に感じる方がいらっしゃるかもしれませんが、これには理由があります。

24ページのみ言にあるように、家庭連合は個人の救いを超えて、家庭の救いの道を開いていますが、それをさらに超え、氏族の救い、国家の救いを目指していかなければなりません。真のお父様は、そのような見通しのもと、既に1973年に清平の地で、「文氏氏族解放式」を挙行されました(33~34ページ参照)。

さらに、1978年に同じく清平の地で、統一解怨式を通して、「文氏氏族解放と世界氏族解放」を宣布されています(34~36ページ参照)。この時、既に霊界動員や先祖復帰について語られているのです。

このように見ていくと、清平は真のお父様にとって、氏族解放摂理の出発点であるとも言えます。また、第2段階の清平摂理が1995年から始まり、1999年から本格的に先祖解怨・先祖祝福式が始まりましたが、これも、家庭連合の出発(韓国では1997年から)を前後した時期であることを考えるとき、家庭連合と清平の摂理は密接した関連があると言えるのではないでしょうか。

このような摂理の流れを踏まえながら、第1章を訓読すれば、一貫した摂理観をもって歩んでこられた真の父母様のみ意を、より深く感じられると思います。

本書が、皆様にとって、み旨を歩むための一助となることを願ってやみません。

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