「国際ハイウェイ・日韓トンネルプロジェクト」は、世界中を海底トンネルや高速道路で結び、世界平和実現を目指すというものです。文鮮明先生が提唱されました。
この壮大な「プロジェクト」は、あまりにもスケールが大きく、私たちが想像できる範疇をはるかに越えています。
世界平和実現を目指す「プロジェクト」とは、一体どのようなものか?見てみたい。できれば映像で!こう願うのは、私だけではないと思います。
とはいえ映像化するなら、全てを具体的に描く必要があります。私たちの知識だけでは不十分なため、専門家の意見を参考にしながら制作します。
今まで誰も見たことのない世界を、映像作品という形で初めてつくり出す。このような仕事は規模の大小はあれ、立派な「創造」だと私は思っています。
▲対馬は、九州と韓国の間の玄界灘に浮かぶ島
さて、日韓トンネルの予想ルート上には、玄界灘が横たわり、そこには対馬(つしま)があります。
対馬には、藩主、宗義智(そう・よしとし)が、朝鮮出兵で悪化した日韓関係を必死の努力によって取り戻し、両国の平和の架け橋となったという歴史があります。
そうした苦労の結果、江戸時代の華やかな朝鮮通信使の往来が実現します。
▲対馬藩主・宗家の菩提寺、万松院
朝鮮通信使の「通信」とは、信(よしみ)を通わす。つまり信頼を通わす使者という意味があります。
「通信」が単なる情報の伝達ではなく、親しい交わりを通わすものと解釈されているのです。
今では通信技術が発達し、便利になりましたが「国際ハイウェイ・日韓トンネル」が将来、平和の架け橋であるとともに、本質的な信(よしみ)を通わす道となってほしいと思います。
▲佐賀県唐津市の日韓トンネル調査斜坑工事現場
を視察する韓国からの一行
「近くて遠い国」と言われてきた日本と韓国ですが、日韓トンネル調査斜坑の掘削現場では、両国の民間交流が盛んに行なわれ、日韓トンネルをつくろうという動きも活発化しています。
こうした動きも映像で伝えることによって、賛同者が少しでも増えればうれしく思います。また、統一運動の「ビジョン」として、世界中にあまねく知らせることが、神氏族メシヤ活動を担う我々の使命だと確信します。