預言(文庫)
902円 (税込)
商品内容
本書は小説『預言』の文庫本です。
1983年9月1日、大韓航空機007便がソ連の戦闘機によって撃墜された。その事件で妹を失った崔智敏は、ソ連への復讐に燃えて立ち上がる。アメリカに渡り、ソ連に入る機会をうかがう智敏。しかし、スパイ容疑で逮捕され、ダンベリー刑務所に入れられてしまう。そこで出会ったもう一人の韓国人。彼はソ連の絶頂期にあって、驚くべき宣言をした。韓国、アメリカ、南米、ヨーロッパ、ソ連……。世界を巡りながら、智敏が目にした歴史の真実とは?
本書は韓国のベストセラー作家である金辰明氏が、真の父母様が立てられた世界的功績に感銘を受け、執筆した小説の日本語翻訳版です。
翻訳:舘野晳・大和田清美
※文庫版
目次
1 夜間飛行
2 民間機
3 オシポーヴィチ
4 モスクワの声
5 出迎え
6 十四年という時間
7 遅延
8 失踪した飛行機
9 表と裏
10 レーガンの勝利
11 憤怒
12 ミスター・ケンシントン
13 ソフィア
14 罠
15 奇妙な囚人
16 おかしな面会
17 告解
18 釈放
19 祖国と呼ぶ理由
20 矛盾
21 ブランデンブルク門
22 ミッション・バタフライ
23 ロシア文学科
24 一七年十月
25 流刑地の住人
26 強烈な出会い
27 ソ連の心臓
28 霧の中の邂逅
29 赤の広場
30 モスクワの再会
31 絶叫
32 大韓航空007便の真実
33 幼い天使との出会い
34 主体思想
35 巨人を持ち上げた巨人
※ 日本語版発刊に当たって
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