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制作の舞台裏から 79
小説家・金辰明氏の講演
「韓国で最も偉大な人物は誰か」

 今回ご紹介するのは、韓国の著名な小説家の金辰明(キム・ジンミョン)氏による講演ビデオ「韓国で最も偉大な人物は誰か」(25分)です。

 この講演は、2018127日に金辰明氏が日本を訪れた際に行われたもので、非常に興味深い内容が盛り込まれています。

 金氏は講演会で、すなわち日本での「小説『預言』」の出版記念会で約2時間にわたり、さまざまなテーマについて語りました。

 金氏は、執筆の動機について触れる中で、「現代の韓国で最も偉大な人物は誰か」と問いかけました。

 歴代の大統領を調査してみても、韓国を代表する人物とは言えないと述べ、以前から文鮮明(ムン・ソンミョン)総裁がその人物であると考えていたと明かしました。

 講演内容は、執筆の背景から東アジアの古代史や漢字の起源に至るまで、多岐にわたる話題に及び、聴衆を飽きさせることはありませんでした。

 さらに金氏は、共産主義について、「少なくとも15000万人が犠牲になり、人類史上最大の害悪をもたらした」と指摘。

 「旧ソ連解体」を決断したゴルバチョフ大統領と文鮮明総裁がモスクワで会談していたことを知り、文総裁に対する関心がさらに深まったと語りました。

 また、大韓航空機撃墜事件がゴルバチョフ氏の登場を促し、ソ連に新たな風を吹き込んだとの見解を示し、この事件が『預言』の中心テーマとなった理由についても触れました。

▲文鮮明総裁夫妻とゴルバチョフ大統領(中央)

 金氏は、文鮮明総裁が非常に偉大な人物であると感じており、作家として歴史を観察する中でその思いを強くしていったと語ります。

 筆者は、この講演会の撮影と編集を担当しました。

 講演は予定を大幅にオーバーして、2時間にも及びました。

 それにしても、金辰明氏は文鮮明総裁と統一運動についてよく調べており、記憶力も良く、長く話すことができるのは驚きです。

 ニュースで報道される内容と真実は異なることがよく分かりました。

 背後の真実はニュースで報道されない内容が多いものですが、金氏の講演も非常に興味深く、ユーモアに富んだ話の展開は何度も聴衆の笑いを誘いました。

 さすが一流作家は違いますね。作業も意外に楽しかったです。

(K)


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【小説家・金辰明氏の講演「韓国で最も偉大な人物は誰か」】

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