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2014年11月18日

「世界の中の日本」へ ~U-ONE TVのできること~

今、日本では海外で活躍できる人材として「グローバル人材」が求められています。また一方で、日本在住の外国人の数が209万人に至り、国内において「多文化共生社会」という社会の在り方が現実問題として問われ始めています。


長く海外で仕事をし、現在は外資系の会社で管理職を務める友人が言っていました。


「世界では“グローバル人材”などという言葉は使わない。(そんな言葉を使うのは)日本だけだ。なぜなら、世界の多くの国々では、国境を越えて仕事をするのは当たり前だからね」と。


彼は続けてこうも言いました。


「日本は完成しちゃってるからね」と。


確かに、日本ほど一つの言語や文化、習慣、マナーで完結している国はほかにないのかもしれません。一方の諸外国では、国境を越えて仕事をすることが当たり前という歴史が日本社会に比べて長いのです。


日本人の英語能力、外国語能力が低いことがよく指摘されますが、その理由は日本では外国語を「教科」や「学問」として学ぶからかもしれません。だから試験では良い点数を取ることができても、(コミュニケーションの手段として)実際に使う機会が少ないため、外国語を「使えない」「話せない」「理解できない」という状態なのかもしれません。


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「グローバル」という概念は、「地球規模で考える、地球規模で物事をとらえるということ」と考えていいでしょう。日本においても社会の各所、各分野において文化を異にする人々と仕事をしたり、交流したりする機会が増え、“多文化”と共に生きる時代が来ています。


労働人口の減少や地球規模の経済活動、さらには日本の国際協力、国際貢献といった観点からも、否応なく、日本は「世界の中の日本」として生きていくことになるでしょう。


とりわけ、2020年の東京オリンピック開催がそのターニングポイントになるでしょう。言語の習得はもちろん、異文化への理解と受容、社会のシステムの見直しなど、頭と心を柔らかくして生きていかなければなりません。


その意味で、超宗教・超国家を標榜し、人類一家族世界の実現を目指す統一運動は、時代の最先端を行っている運動だといえます。


そして「完成している社会」であるからこそ、日本にはどの国よりも統一運動のような新しい風が必要だといえます。


ある意味で「グローバル」初心者の日本であるからこそ、統一運動が持つ視点を受け入れて日本社会の変革に取り組むべきでしょう。必ずや統一運動のコンテンツは日本を刺激し、「世界の中の日本」誕生に貢献することでしょう。


今こそ、積極的に統一運動の情報を日本社会に発信していく時だと確信しています。

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