3月に入り、ずいぶん暖かい日が増えてきましたね。春は世界が動き始めるような気がして、とても好きな季節です。そんな私は、2023年5月に祝福を受け、10月に家庭出発をした“祝福家庭新参者“です。
実は私は、これまでの人生の中で家族や友達との喧嘩をほとんどせずに生きてきました。よくも悪くも人にあまり期待をしない性格で、出てくる不満や葛藤も自分の中で消化することがほとんどでした。
ですが、家庭を持っておよそ1年半。困ったことに、主体者に対しては不満を露わにしてしまうのです。自分でも、主体者に対して甘えているんだなという自覚があります。
「不満を出さない関係=いい関係だとは限らない」ことは理解しているので、我慢しなくては……とは思っていませんでしたが、これまで自分の感情を伝えてこなかったタイプの人間です。上手に気持ちを伝える術をあまり知りません。
もしかすると主体者を追い詰めてしまって、心に壁をつくられてしまうかもしれない……。そんな状況になっては嫌なので、「これは自分の甘えなんだ」と気がついてからの私は、対策を練るためにいろいろと調べてみました。
すると、「アサーション」というものを見つけたのです。皆さま聞いたことはあるでしょうか? 心理学用語で、「自分も相手も大切にする自己表現・自己主張」を意味するそうです。相手を傷つけずに言いたいことを伝える方法です。
この「アサーション」がうまく行えているカップルは、関係が長続きすると言われているとか。私たち祝福家庭は信仰に支えられているため関係が破綻してしまう可能性は低いですが、霊界に行くまで幸せな家庭を築くためにこれは必要だ!と直感し、取り入れてみることにしました。
これまでの私は、不満がたまったとしても不機嫌になったり暗くなるだけで原因を伝えませんでした。主体者に心配されても、「友達に嫌なことを言われただけ」「悲しい本を読んだだけ」と嘘をついたりして、自分の気持ちが落ち着くのをただ待ちました。わざわざ傷つけたり、「私の堕落性かもしれないのに相手に変化を要求する」ことが嫌だったのです。
当たり前ですが、それでは状況は変わりません。また不満は溜まっていき、また不機嫌になり……。しかしそんな負の連鎖が、アサーションを取り入れることで徐々に薄くなってきているのを感じます。
私が実践しているアサーションとは、以下のようなものです。
- You(あなた)ではなくI(私)から始めるコミュニケーション
- 気持ちを伝えることで主張しやすくなる(〜してほしい→〜してくれると嬉しい)
- お願いの表現を使うことで、意見の対立を防ぐ
- 否定的な言葉ではなく、肯定的な言葉にする
この説明だけではよくわからないかもしれません。そこでおすすめしたいのは、U-ONE TVにある「アサーションを学べる動画」です!
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(和)