社会学者の橋爪大三郎氏が著述した『日本のカルトと自民党』(集英社新書)には、世界平和統一家庭連合(以下、家庭連合)を貶める意図のもとで、事実に反する記載や、邪推から執筆された部分が多数見られます。
特に橋爪氏は、同書を浅見定雄氏や有田芳生氏の著書などに基づきながら書いていますが、浅見氏のキリスト教に対する態度は、極端な文献批評学を中心とする左翼リベラリズムに立つものであり、同氏の所属する日本基督教団の左翼活動家(造反派という)と軌を一にするものです。また、有田氏は親子二代にわたる熱心な共産党員だった人物であり、脱会屋宮村峻氏と懇意で、宮村氏が脱会させたと思われる元信者100人以上に取材し、家庭連合批判書『原理運動と若者たち』(教育史料出版会)を1990年12月10日に出版するなど、反家庭連合活動に熱心に取り組んできました。橋爪氏自身もまた、日本福音ルーテル教会の信者で、元全共闘という反統一教会、左翼思想の立場から、家庭連合と自民党を貶めようとする目的を持って同書を執筆していることを踏まえておく必要があります。
本書では、橋爪氏の上記著書の記述を検討しながら、家庭連合の立場から反論を行っています。中立公正な立場で本書を読んでいただき、家庭連合に反対する勢力がいかに虚偽に満ちた主張を行っているか、見極めていただければ幸いです。
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