何か試練を乗り越えるとき、皆さんはどうしますか?
例えばダイエットをするとき、「食べたい」という欲に打ち勝つために我慢をし、失敗すれば反省をする…。自己主管をしようとすれば、このような大変な道は必ず通るものです。
頑張ると言いながら、何度も失敗してしまう人もいます。そんな人を見て、「あの人は忍耐ができない人だ」「意志力が弱いんじゃないか」と厳しい目で見る人も多くいます。
周りにそんなことを言われると、「反省しなくては…」と余計に思ってしまいますね。ですが、その「後悔」「反省」が強いほど、挫折しやすいという研究結果があるのをご存じでしょうか。
書籍『スタンフォードの自分を変える教室 』に出てくる実験では、ダイエットに失敗した二つのグループに対し、罪悪感を抱かせる言葉を伝えた上で、対応を変えています。片方には、「自分を責めないでくださいね」という言葉を伝え、またもう片方には何も伝えないでおきます。
内容は割愛しますが、結果として、「自分を責めないでね」というメッセージを受けた人々の方がその後の食事の量を減らすことができたのです。
あの「よく失敗している人」は、すでに十分反省しているのかもしれません。
(参照:『スタンフォードの自分を変える教室 』ケニー・マクゴナガル ( The willpower instict by Kelly McGonigal))
「良心は両親に優る、良心は先生に優る、良心は神様に優る」
上記の言葉は皆さんもご存じでしょう。真のお父様(文鮮明先生)による「良心宣言」です。
この「良心宣言」を前提としたコミュニケーションスキルがあります。それが「ファミリーサポートコーチング」。相手の潜在能力を引き出し、自発的な行動を促すサポート法です。
相手を「できない人、分からない人(否定的人間観)」と捉えると、教える側が答えを「伝える・指示する」ことになりやすく、良かれと思いながら否定的な言葉をかけてしまいがちです。
ですが、「できる人、分かっている人(肯定的人間観)」と捉えるとどうでしょうか。相手の中にある答えを引き出すだけでいいのですから、アプローチ方法は「聞く・質問する」のように変わるのです。
そんな「ファミリーサポート(FS)コーチング」は、アプリ「Blessed Life」で配信されています!
また月刊誌『世界家庭』では、伝道教育局のページで「神様コーチング」を掲載しています。(『世界家庭』はコチラから)
もちろん私たちには堕落性もあり、現状のままでいいわけではありません。ですが、承認してもらえると逆に力が湧いてくるといいます。
義務感・使命感ではなく「もっと成長したい」「本物になりたい」という、主体性と喜びを持って歩んでいくために、シリーズ「FSコーチング」がお役に立てますと幸いです。
(和)