宇宙はどのようにして生まれたのか、そして現在どのようになっており、未来はどうなるのか。
壮大な宇宙のドラマを、わかりやすく解説した、張鏡清・台湾統一思想研究院院長による統一思想の宇宙論シリーズです。
本書は三部作シリーズの完結編です。この三部作は、提示部・展開部・再現部の「ソナタ形式」で構成されています。
第三弾の本書は、宇宙論を概観しながら、統一思想(性相と形状の二性性相など)が神による創造を見事に説明していることを、わかりやすく紹介しています。
三部作の第三弾ですが、簡潔にまとめられているので、まずは本書から読むのもお勧めです。
第一弾(提示部)の『宇宙論と統一思想』は、宇宙論の入門書。私たちが生きているこの宇宙は、どのように始まり、未来はどうなるのか。
わかりやすい表現で、科学の楽しさ、自然の不思議さを思い起こさせてくれます。
第二弾(展開部)は『重力波天文学と統一思想』。天体観測は、光学望遠鏡(可視光線)から電波望遠鏡(電磁波)へと発展してきました。
そして最近、アインシュタインが予言していた重力波が観測され、天文学が新しい時代を迎えています。
その重力波天文学を、「波と場」、「粒子と波動」など、最新科学をわかりやすく解説します。
そして第三弾(再現部)の本書『統一思想的宇宙観』は、文字どおり統一思想から見た宇宙観を解説しています。
前二冊の要点をまとめながら、科学と宗教を統一(和合)する統一思想が、人間を含む宇宙が、なぜ、どのようにして存在するようになったのかを説明しています。
物理学や天文学、相対性理論や量子論など、科学や統一思想に興味のある方におすすめです。
著者 張鏡清
判型 A5判 92頁
定価 1320円(本体1200円)⑩
統一思想的宇宙観・目次
Ⅰ. 宇宙はなんだろう
1. 宇宙の概念
2. 宇宙論の発展過程
3. 宇宙の将来
Ⅱ. 宇宙よもやま話
1. 宇宙の始まりと終わり
2. 加速膨張する宇宙
3. 宇宙論の変遷
Ⅲ . 統一思想的宇宙観
1. 原相の構造と宇宙の構造
2. 一点から誕生した宇宙とその後の発展
3. 宇宙の行く末
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