98号の発刊紹介とともに、編集の舞台裏について紹介します。
◎今号の紹介
スペシャル 独身・天寶大祝祭と2020特別祝福式
2020年10月10日、世界194か国をオンラインでつなぐ中、午前10時から「天寶大祝祭」が、午後2時からは「2020特別祝福式」が挙行されました。
天寶大祝祭については、矢野治佳・伝道教育局長による「天寶摂理の総括と今後の取り組み」として、天寶勝利家庭が誕生するまでの流れとともに、全食口が天寶勝利家庭となるための取り組みについて解説します。一緒に天寶勝利家庭の証しも掲載します。
そして、2020特別祝福式については、「二世の社会結婚に向き合う」というテーマで、渡邊・家庭教育局祝福教育部次長による解説とともに事例を紹介します。
※読みどころは、3回に分けてBlessed Lifeにて紹介いたします。(1月2日、9日、16日)
ぜひ皆さま、手にとってご覧ください。
◎新米編集員Mが見た、編集の舞台裏
皆さん、「かーぷ」と聞いて何を思い浮かべますか?
「そりゃあ、全国大学連合原理研究会(以下、原理研究会)のことでしょう」という方もいるかもしれません。
中には、某野球チームをいちばんに思い浮かべる方もいるかもしれません。
逆に、「原理研究会は分かるけれど、それをかーぷ(CARP)と言うとは知らなかった」という声が上がるかもしれません。
直接CARPに関わりはなく、セミナーや講座などでしか耳にしたことがない場合、「かーぷ」という単語だけでは「原理研究会」が連想されない可能性もあると聞きます。
私自身、今でこそ、「原理研究会」という単語を知っていますが、かつては「CARP」=「原理研究会」というイメージはあまりありませんでした。
因みに、「原理研究会」の「CARP」は「Collegiate Association for the Research of Principles」ですが、英語で「Carp」は鯉。そして、小惑星の名前や、アメリカ海軍の潜水艦も「Carp」と名付けられています。
『祝福家庭』では「かーぷ」をどのように表記するかで、さまざまな試行錯誤がされてきました。
「CARP」だけだと、読み方が分からない人もいるのではないか、ということで「カープ」と表記をしたり、「原理研究会」という補足を付けたり、と工夫をしてきました。
人により、環境により、さまざまな観点を持つ人がいる中で何を優先し、選択するかは、大変悩ましいものです。
「ちどり」という単語一つをとってみても、さまざまなイメージが湧くかと思います。
私は、日本の伝統模様のモチーフになった「千鳥(チドリ科の鳥、もしくは水辺にいるたくさんの鳥を意)」、もしくは某有名漫画の技の名前を思い浮かべます。
▲千鳥
しかし、以前そのことが話題に上がったとき、衝撃的なことを知りました。
「お笑いコンビ名を思い浮かべる」という人がいたのです。
その後、幾人かに聞いてみましたが、人によりけりでした。
「ちどり」という単語は、駅名に入っていたり、狂言や小説の作品名だったりもするそうです。
この二つの例から分かることは、ある一つの単語から連想されるものは、人それぞれなのだということです。
可能な限り、表記を統一し、より多くの人が読みやすいよう工夫を重ねていますが、個性真理体が存在する限り、完璧なゴールには、たどり着けないのかもしれません。
編集をしていると、言葉は広く、奥が深いと感じます。
“答え”がないから難しい。けれど、だからこその“おもしろさ”があると思います。
ぜひ皆さんも、そのような単語を探してみてください。
そしてどう表記すべきか、一緒に考えてみてください。
今後とも、季刊『祝福家庭』をよろしくお願いいたします。
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