絵本「聖書ものがたり」をもとに、ほのぼのと韓国語を勉強しましょう。
:語学院と大学合わせて5年間韓国に留学
:日本の大学で韓国語を第二言語として学ぶ。中級レベル
:カナタラと簡単な単語を覚えたので、これから文法も勉強したいところ
きょう勉強するのは、こちらの2つの文章です。
①천사장이 아담과 해와에게 여러 가지를 가르쳐 주었어요.
②둘은 매일 많은 것을 배우면서 성장하였어요.
*聖書ものがたり2『アダムとエバ』6~7ページ
かんな:「ほぼ5韓国語講座」第2シーズンも3回目ですね。そろそろごんたオッパも講座に慣れてきましたか?
ごんた:いやー、独学の必要性を感じますね(^0^;) もう少し予習・復習をしないとついていけなくて・・・・・・。
こくよ:そういえば、アプリ「Blessed Life」でも、別の講座をやってるんですよね?
ごんた:そっちは韓国語の発音に特化した内容ですね。毎回発音練習をするのですが、口を動かすので顔の筋肉が疲れ気味です(笑)
かんな:顔の筋肉を使うから美容にもいいんだよ。こくよちゃんも、連載記事読んでみてね。
こくよ:美容にも! 毎週、記事をチェックします(^^)/
かんな:うんうん。
かんな:きょうは、簡単な助詞から確認していきましょう。
ごんた:ありがたいです!
こくよ:①の文章は、助詞がたくさん出てきますね。「천사장이」「아담과 해와」は先週勉強した助詞ですね。
かんな:そうだね。じゃあ、「에게」と「-을/를」の解説をこくよちゃんお願いします(^^)
こくよ:なんと、今回もですか(^0^;)
かんな:うん!
ごんた:こくよ先生、お願いします!
こくよ:えーと。まず「아담과 해와에게」の「에게」から説明します。「友だちに本を貸す」という時に「~に」に当たる韓国語が「-에게」です。あと、別の言い方として「-한테」もあって、そのまま言い換えることができるんですよ。
ごんた:へー。2種類あるんですね。違いはあるんですか?
こくよ:確か・・・・・・、「-한테」は話す時だけ使って、文章には使えません。逆に「-에게」は、会話でも文章でも使えます。
かんな:うんうん。あと、公式的な会話では「~에게」を使いますね。スピーチなどをする時にも「-한테」は使わないよう気をつけましょう。
ごんた:なるほど。ひとまず「-에게」をしっかり覚えようと思います (^0^;)
かんな:「-한테」も意味は押さえておいてくださいね^^; じゃあ、次は「-을/를」の解説をお願いします。
こくよ:はい-。「-을/를」は、「~を」を意味します。これもパッチムがあるかないかで使い分けます。
ごんた:おっ、これはいつもと考え方は同じですかね? 直前のハングルにパッチムがなければ「를」、パッチムがあれば「을」でしょうか?
こくよ:正解です! ①の文章「여러 가지를(いろいろなことを)」だと、「가지」の最後の文字にパッチムがないので、「를」が付いてますね。
かんな:ちなみに発音する時は、日本語の「ル」と言わないように注意が必要です。
こくよ:この発音、難しいんですよね。
ごんた:そうなんですか?
こくよ:どうしても「를」が日本語っぽい「ルㇽ」になってしまうんです。
かんな:なかなかリウル(ㄹ)の発音ができない時は、舌を前歯で軽く噛んで、その状態で「으」と声に出す練習をしてみたらいいですよ。
ごんた:「うー?」
かんな:あ、「으」なので口は横に伸ばします。
ごんた:「으~으~」
こくよ:ほんとだ「ㄹ」に聞こえますね!
かんな:この発音がうまくできるようになれば、一歩ネイティブに近づくはず。
こくよ:私も頑張ります(^^)/
かんな:じゃあ、最後に、②の文章で使っている「-하다」について解説しますね。
こくよ:はーい。
かんな:「-하다」は、名詞や副詞に付くことで動詞や形容詞の原形を作ることができます。名詞に付けば「(名詞)する」、副詞に付けば「(副詞)する」になります。
こくよ:名詞だと「공부(勉強)」に「-하다」を付けて「공부하다(勉強する:動詞)」になるということですね!
ごんた:副詞の場合は、どうなるんですか?
かんな:「매끈매끈(すべすべ)」に「~하다」を付けて「매끈매끈하다(すべすべする:形容詞)」になります。
ごんた:「-하다」を付けるだけで、違う品詞になるんですね。
こくよ:名詞をたくさん知っているだけで、使える用語がたくさん増えますね。
かんな:そうだね。きょうから単語の宿題を出そうかな~
ごんた:あ、それはご遠慮願いたい・・・です(^0^;)
〈きょうのポイント単語〉
~에게:【助詞】~に
여러:【冠詞】多くの、様々な
가르치다:【動詞】教える、諭す
~아/어/여 주다:【助動詞】~してあげる、~してくれる
~하다:【接尾詞】~する
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*アプリ「Blessed Life」では、韓国語の発音に特化した内容を連載中! ぜひ、ご覧ください。