つい最近目にしたニュースで、心がほっこり温まるものがありました。
サッカーのロシアワールドカップに出場する長友佑都選手が、6月11日、髪の毛を金髪に染め、それをツイッターで公開しました。ワールドカップを前に、なかなか勝てていないチームを盛り上げようとの行動だったようです。
スーパーサイヤ人になってチーム救いたい。。
— Yuto Nagatomo | 長友佑都 (@YutoNagatomo5) 2018年6月11日
髪だけは明るく。。
みんな笑ってくれよ。笑
どんな時も前を向いて進む。
super saiyan????? pic.twitter.com/tCB0FVu7t2
この投稿に対し、好意的な声が多く上がる一方で、揶揄したり、中傷したりするコメントも寄せられ、長友選手本人もやや苦しそうな反応。
似合ってないし、やるならチームが勝ってる時にしたいし、薄毛気になってたけど。。苦笑
— Yuto Nagatomo | 長友佑都 (@YutoNagatomo5) 2018年6月11日
ブラジルW杯から4年間どんな思いで過ごしてきたか。
全ては結果。諦めんよ。
その直後に、長友選手の妻でタレントの平愛梨さんがこのようにツイートしました。
似合ってないって言われたの?
— 平愛梨 (@harikiri_tairi) 2018年6月11日
んなの気にしなさんな?
人には好みがある??
色んな思いから金髪にしたんでしょうから??
金=優勝だ???
走りの早い佑都さんがすぐ見つけられるから私はラッキーです?
あっ??
本田選手も金だ??????
見間違えちゃうかもしれないね??なんつって)
もっと詳しい内容はコチラからどうぞ。(Buzz Feedニュース)
世界で活躍するプロサッカー選手であっても人の子。応援されれば嬉しいでしょうし、中傷を受ければ嫌な気持ちになるでしょう。しかもワールドカップを前にチームが勝てていないという状況下では、精神的なプレッシャーが大きいはず。
そんな時に、そっと優しい言葉をかける平さんにホッコリしてしまいました。こんな奥さん、誰でも欲しいやろ!
プロサッカー選手が直面する重圧とは比べものにならないでしょうが、社会の中で生きていれば誰しも、うまくいかないことがあったり、つらい出来事が起こったりもします。
それでもまた、多くの人が気を取り直して生きていけるのは、一人一人にそれぞれの「味方」がいるということが大きいのかもしれません。
【味方】自分の属する方。仲間。自分を支持・応援してくれる人
と辞書には書かれていますが、誰かの「味方になる」とはどういうことなのか、少し考えてみました。
ところで最近、東京目黒区で5歳の女の子が虐待死するという悲しすぎるニュースが流れました。逮捕されたのはその女の子の父親です。血のつながりはあっても、この父親は女の子にとって「敵」のような存在になってしまいました。
ちなみにその父親は、幼い我が子に対して、かなり高い理想像を描き、押しつけていたようです。
長友選手の例でも、自分なりの思いや、イメージを長友選手に押しつけていたのは、中傷していた人たち。
平さんをはじめとした長友選手の「味方」は、長友選手の思いに寄り添っていました。
強引な定義かと思いますが、
誰かの思いに共感し、寄り添えれば、その人の味方になれる。
逆に自分なりの思いを誰かに押しつければ、その人の敵になってしまうかもしれない。
まず「いつも大切な家族や友人の味方でありたい」と強く思いました。
また、自分とは合わないと感じる人とも、その人の思いに自分がもう少し寄り添えたら、もっと近くなっていけるのかも、と。あまり自信はありませんが、日々修行です。
最後になりましたが、昨日6/14からワールドカップ2018開幕しました! 長友選手、ファイティン!! 平さんと今後もお幸せに!!!