大谷選手が渡米し、早3ヵ月。大谷選手の活躍はまさに驚嘆の一言に尽きます。
私も野球を高校生までやっていたので、大谷選手の「二刀流」がどれほど凄いことなのか実感しており、ただただ驚くばかりです。
今回は、そんな大谷選手の「精神性」について考えてみました。
下の図は大谷選手が高校1年生時に活用していた目標シートです。
このシートは「マンダラート発想法」と言われるもので、一番中央のマスをメインテーマとし、その周りの8マスに、メインテーマを達成するために必要なものとして、連想する言葉やアイディアを書くというものです。さらに周りの8マスを展開し、広げていきながら目標を細分化していきます。
ここで着目してもらいたいのが、中央の8マスの中の、左下の3マスです。
「メンタル」「人間性」「運」。これらのマスは他のマスとは違って、技術というよりは、精神性・宗教性が強い印象をうけます。
一見、観念的であり、野球に関連がないようにも見えますが、中央の「ドラフト1(位)8球団」という目標に対して、この「観念的」とも取れる部分が8分の3を占めています。
他の多くのアスリートでも言えることですが、やはり世界で戦っていくためには技術だけでなく、精神性や人間性が必要であるということを、大谷選手を通して改めて感じさせられました。
私自身も、大谷選手のように外的なスキルだけでなく、精神性にも目を向けながら努力していきたいと思う、この頃です。
図の出所:スポニチ アネックス2013年2月2日号