「祝福家庭」87号(冬季号)の「国際家庭の証」は、相模原家庭教会のローザ・恵利子さん(1275双)です。ブラジル人のご主人との間に、3人の子女がいます。
恵利子さんは、ブラジル滞在中に義父母から愛され、「親の愛」を体験します。
ブラジルの家庭料理は塩辛いものが多く、食が進まないため、恵利子さんは10キログラムほどやせてしまったそうです。そんな恵利子さんのことを心配した義父母は、キャッサバ芋とチーズの粉を材料に「ポンデ・ケイジョ」(ブラジルのチーズパン)を作ってくれました。それはとても食感が良く、日本人好みのパンです。
写真は恵利子さんが編集部に送ってくれた、手作りのポンデ・ケイジョです。本誌には掲載できなかったレシピを紹介します。(F)
■ポンデ・ケイジョの作り方(byローザ・恵利子さん)
(材料) A
牛乳 140g
水 60g
サラダ油 50g
塩 小さじ2/1
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タピオカ粉 200g
粉チーズ 120g
溶き卵 L 1個
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(作り方)
・鍋に材料Aを全部入れ、木ベラでかき混ぜながら、中火で沸騰させる。
・鍋をコンロからおろし、タピオカ粉を入れて木ベラで混ぜ合わせる。ある程度混ぜたら、粉チーズを入れてさらに混ぜる。その後、卵を入れて混ぜたあと、ボールに移し、ムラがなくなるまで手でこねる。
・オーブンの温度を180度に設定し、温める。生地をピンポン玉より少し小さめのボール状にして、天板に少し離して並べる。180度のまま25分間焼く。
・オーブンの性能により焼き上がりが違う。全体に焼き色が付いたら完成。
※外はカリカリ、中はモチモチのブラジルのポンデ・ケイジョの出来上がりです。焼きたてが美味しいですが、冷めても美味しいです。
※タピオカ粉はスーパーには売ってないため、インターネットか、ブラジルの食品店(タピオカ粉は、ブラジルではポルビーリョといいます)で買ってください。