少し前のことになりますが、5月22日に第34回「全日本聖和祝祭」の取材で、群馬県片品村の尾瀬霊園を訪れました。
透き通った青空の下、美しい新緑に包まれていると、日々の生活で雑事に追われ、一杯一杯になっていた心や体がすっきりしていくのを感じました。それは、精誠を込めて清められた地で、霊的恩恵が与えられたからだとも思います。
中央の祭壇に、新しく入園された方々の写真が並んでいました。そこには、共に歩んだことのある二世の姉妹の写真があったのです。まだ20代のその姿を見た時に、衝撃を受けました。天の父母様、真の父母様、ご両親、その姉妹の心情を尋ねて、祈らざるを得ませんでした。
そして、自らの相対者や子供たちをはじめ、愛する人たちとの間で、後悔することのない心情関係を築いていこうと、改めて決意したのです。
参列者は皆、ゆかりのある聖和者の墓石の前に立っては、祈りをささげていました。夫婦で手をつないで祈る姿もありました。愛する人のために祈る姿はとても美しく感動的でした。私は、「家庭連合(統一教会)の素晴らしい伝統がここにある!」と思いました。
天の父母様と真の父母様の愛と赦しを知らず、一人で悩み、苦しんでいる人が世の中にはあふれています。全ての人が、兄弟姉妹として祈り、支え合える世界が早く訪れるように、日々、努力していきたいです。