光言社 編集者ブログ

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2016年02月19日

「当たり前」を当たり前にするために

 

 

光言社のウェブサイトリニューアルから約1か月が経過しましたが、新しいU-ONE TVのウェブサイトやアプリはご覧になりましたか?

 

今回のリニューアルでは動画の検索性を向上させることが、大きな目標の一つでした。そのために、昨年から様々な作業をしてきました。

 

一番大変だったのは、各映像についているタイトルや出演者、再生時間、収録年、収録場所等の情報を項目分けして入力し直し、検索のためのデータベースを作ることでした。当時、情報の整理をしなければならない動画の数は約1600本ありました。

 

9月末から11月末まで、ひたすら検索項目の入力と、入力内容のチェックをしていた覚えがあります。

 

インターネット上で情報を得る際、「検索」はかなり基本的な行動です。グーグルなどの検索サイトでは、指先1つで打ち込むキーワードから何千、何万という多くの情報に触れることができます。少し考えれば、これは驚異的なことなのですが、多くの人にとってそれはもはや「当たり前」のことで、意識されることは少ないでしょう。逆に言えば、ユーザーが無意識になるほど、その検索機能が使いやすく便利に作りこまれているということなのだと思います。

 

今回のサイトリニューアルに際して、検索機能を作る側に回ってみて、こうした「当たり前」の背後には、多くの人の工夫や手間が存在しているのだということを強く感じました。「世界は誰かの仕事でできている」。少し前の缶コーヒーの広告ではありませんが、当たり前の背後にある人々の苦労に、もっと尊敬心と感謝をもちたいと思います。

 

さて、実はまだ、U-ONE TVの検索性向上のための取り組みは終わっておりません。時間はまだかかるでしょうが、少しずつ地道に改善を続けてまいります。

 

U-ONE TVを訪れた視聴者の皆様が何のストレスもなく、自分の求める動画に出会い、学び、楽しめる、そんな「当たり前」を当たり前に提供できるように、今後も頑張ります。

 

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