久保木修己初代会長の夫人、久保木哲子さんの回顧録『愛あればこそ』出版記念会が6月24日、松濤本部で開催されました。
その場で著書を読んだ感想が披露されました。その中から、いくつかをご紹介します。
「久保木夫人には東京育ちのお嬢様というイメージしかありませんでしたが、長野・上田の大自然の中で幼児期や女学生時代を過ごしたことを、著書で初めて知りました」
「4歳という、本当に幼い時期に過ごしたにもかかわらず、自然をとても注意深く観察されていたことに感心しました。それから約80年にもなるのに、本当に事細かく覚えておられて、その記憶力に驚きました」
「久保木夫人が初めて統一教会に来られた当時のことが思い出されます。そのとき、著書に書かれているような内情があったことを知りませんでした。様々な事情を乗り越えて、よくぞこの道に来てくださいました」
「医者からも見放され、今にも死にそうな息子さんを置いて開拓伝道に行かれたことに、頭が下がります。『母さん、行かないで!』と泣き叫びながらすがりついてくる子供に言い聞かせて出発するときの、心が引き裂かれるような痛みは、子を持つ親の立場になって分かるようになりました」
「日本で最初に祝福を受けたのが久保木会長御夫妻でした。当時、壮年婦人の方が越えるべき内容はとても大きなものでしたが、それを見事に越えてくださったことに、心から感謝します。久保木会長と久保木夫人、おふたりの信仰が、日本自体が祝福を受ける道を開いてくださったのだと、改めて思います。本当にありがとうございます」