至誠感天 家和万事成 65
神様の無念の心情

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※本文中、各文章の末尾にある( )内の数字は、原典『文鮮明先生み言選集』の巻数とそのページ、または、み言を語られた日付を示しています。

(光言社・刊『至誠感天・家和万事成』より)

第二章 家和万事成

第二節 父母の心

(二)神様の心⑤

 何日か前、新聞に一家心中の事件が報道されましたが、そのようなことを他人事として考えないでください。赤ん坊を生んで育ててみた人たちは、より実感すると思いますが、愛する子女たちが、何日も飢えておなかがすき、「御飯をくれ」と言うとき、その父母の心はどうだったでしょうか。どうすることもできないので自ら命を断ったのでしょう。

 復帰の使命を担った自らが、そのようなつらい父母の立場に立ったなら、どうしますか。神様も、このような苦しい立場に立った時がどれほど多かったでしょうか。復帰の路程で、大勢の民たちが死の場に出ていくのを見ても、手を出すことができず、耐えていかなければならない、このような無念な立場に立った時がどれほど多かったでしょうか。(163151966.7.31

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 明日は、「文先生を見つめる神様の事情」をお届けします。