至誠感天 家和万事成 1
真の父母様の精誠の姿勢

 本日から真の父母様の御言集、『至誠感天・家和万事成』を毎朝5時台の配信でお届けします。
 毎日、3分程度で訓読できる分量で「一日の出発のみ言」をお届けしてまいります。

(光言社・刊『至誠感天 家和万事成』より)

はじめに

 私たちが、天地人真(まこと)の父母様のように神様の心情を体得し、神様が安着する家庭を築くためにどうあるべきかということは、とても重要な命題です。

 真のお父様は、み言(ことば)を宣布して、ただみ旨がそのまま成されることを願う方ではありません。神様が計画されたみ旨に対しても、現状を天のプログラムに合わせるために、必ず自ら最大の精誠を尽くし、継続して至誠を捧げられます。当たり前のことのようですが、実にこれが、真のお父様の救世主としての偉大な一面です。

 その結果、「真の父母様の心に神様がおられ、神様の体は真の父母様である」という、神人一体の心情的次元での勝利を果たされ、天地人真の父母様として立たれました。そのお方が、私たちの平和の王であり、万勝君皇(くんこう)、聖徳(せいとく)皇帝であられます。

 天正宮(てんせいぐう)博物館奉献式と天宙平和の王戴冠(たいかん)式以後は、安楽に過ごされてもよい真のお父様ですが、88歳になられてもなお、「今からが始まりだ」と語られながら、絶対的精誠を尽くされ、この地球全体を神様が願われる「エデンの園」化するために、今も先頭に立っておられます。

 私たちは、このような真の父母様の精誠の姿勢を研究し、学ばなければなりません。なぜならば、私たちが神様の心情を相続した真の父母様に似た者にならなければ、真の父母様が日本に期待していらっしゃる、心情文化を世界化する母の国の使命は、いつまでも成就されないからです。

 「至誠感天」「家和万事成(かわばんじせい)」は、昔から韓国にある格言ですが、真のお父様が生活の隅々で実践される、人生哲学の極意ともいえる精誠の在り方を、端的に表現しています。

 天一国(てんいちこく)の時代に生きる私たちも、このような真の父母様の精神を相続し、生活化することによって、心情文化を個人から家庭、そして、世界へと広めていける内容を備えた実体にならなければなりません。

 また、生活指針として挙げた四つの項目「祈祷」「礼拝」「献金」「伝道」は、これらを生命視することによって、私たちの生活が天一国の文化として定着し、広く多くの人々に感化を与えることができるでしょう。

 時宜を得て、本書のような貴いみ言を発行できるように配剤してくださった天と、関係者の努力に感謝しつつ、「はじめに」の言葉といたします。

2007426

全国祝福家庭総連合会 総会長 任導淳(イム・ドスン)〈当時〉

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 明日は、「至誠感天①」をお届けします。