至誠感天 家和万事成 64
おばあさんと夜を徹して話す

 今日も「一日の出発のみ言」をお届けします
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※本文中、各文章の末尾にある( )内の数字は、原典『文鮮明先生み言選集』の巻数とそのページ、または、み言を語られた日付を示しています。

(光言社・刊『至誠感天・家和万事成』より)

第二章 家和万事成

第二節 父母の心

(二)神様の心④

 昔、私が釜山(プサン)に巡回に行ったときのことです。先生が来られるというので、若くて背の高い人たちがみな駆け寄ってきました。

 ところが、その後ろのほうに80歳くらいのおばあさんがいたのです。80歳になるおばあさんがついてきて、涙をぽろぽろ流し、「ああ、私も若い時に先生に出会えていれば、どんなに良かっただろうか」と嘆いているのを私は見たのです。

 食口(シック)たちは、その夜に、先生が自分たちに話をしてくれると思っていました。しかし、話をしてあげなかったのです。そのおばあさんと夜を明かして話をしました。それが神様の心です。皆さんの心も、そうでなければなりません。(813261975.12.29

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 明日は、「神様の無念の心情」をお届けします。